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No.15

このコーナーは、加賀をはじめ、県内外で活躍されている人たちに登場していただきます。そして、加賀を熱く応援してくださる方々からのメッセージもお届けします。

「加賀の人シリーズ」は、「 I Love加賀ネット」の特集企画コーナーです。

第15回は加賀市片山津温泉かのや旅館会長 鹿野芳枝さん (84歳)です。

 

■鹿野 芳枝 (かの よしえ)さん  ◆ひたすらに老舗の「暖簾」を守り抜く (1ページ)


■鹿野 芳枝 (かの よしえ)さん (84歳) 

             加賀市片山津温泉国際観光旅館 かのや代表取締役会長
             昭和2年5月生(84歳)

昭和21年4月、鹿野さんは20歳の時に「かのや旅館」に嫁ぎました(当時は数え歳です)。
以来、若女将修行を積み、女将、そして社長業と、およそ60数年間に亘り、「かのや」と共に旅館業一筋に取り組んできました。

二年前に社長職を二男の祐司氏に譲り、今なお会長として毎日元気に職場に顔を出しています。

バブル崩壊後、次々と老舗旅館が消えゆく中で、今、片山津温泉に残る「生え抜き旅館」ニ軒の中の一軒が「かのや」旅館です。

常に控えめで、おっとりと語る鹿野さんが、多くの困難を乗り越えて「旅館」を支えてきたその要因は一体、何だったのでしょうか…。

                                             (聞き手)東川 敏夫 / (文)川口 泰之   
 
【本文へ】

■昭和44年5月18日(日) 「片山津温泉大火」発生

『大火』から間もなく42年になります。
「かのや」を含め8軒の一流旅館が全半焼し、民家、みやげもの店31軒を含め39軒を焼失 (焼失面積は延べ約2万平方メートル)、57世帯が焼け出されるという石川県内では戦後最大規模の「大火災」となりました。

折りからの行楽シーズンで、片山津温泉には前日(土曜日)からおよそ7千人モの宿泊客があったと言われています。

火事の発生は午後1時半頃だったこともあり、宿泊客はすでに旅館を出発しており観光客への被害はありませんでしたが、それでも温泉に残って街中の散策や柴山潟でのボート遊び、魚釣りを楽しむ人達が2千人はいたと言われています。*【北國新聞記事一部参考】

「白山荘」旅館から出火した火はフェーン現象にあおられ、真っ赤な炎と黒煙が渦巻き、瞬く間に燃え広がり次々と隣家の旅館、民家に飛び火し、恐怖の火の手は「かのや」にも迫って来ました。

     ●鹿野さんは,その時の恐怖感を…
       『昭和43年5月に本館を新築し、営業を始めたばかりの
       その1年後に「火災」に遇い、総て燃え尽くし何も無くなり
       ました。

       この試練に遇いただ呆然となり、焼け跡を見るのが大変
       苦痛でした。
       周りの人は「私の気持ちがブレないかと心配した」と聞か
       され、その心使いに感激いたしました』。  

       ■【昭和44年5月18日片山津大火】 =当時の北國新聞より=■  (次ページへ)

 

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