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No.15

 
                
                ◆片山津全盛時に遡る

 

■鹿野 芳枝 (かの よしえ)さん  ◆ひたすらに老舗の「暖簾」を守り抜く (3ページ)


■鹿野 芳枝 (かの よしえ)さん (84歳) 

片山津温泉が栄華を極めた昭和30年頃の全盛期の時代、森本、湯の出、かのや、遊泉閣(姉妹館・蓬莱館)、みたにや、よしのや、白山荘、あらや…と、「かのや」の並びには8軒もの「旅館」が繁栄を極めていました。
「旅館」の向かい側には土産物店、飲食店、パチンコや射的の娯楽の店舗が賑わいを見せ、温泉街は「旅館」の温泉客でごった返していたのです。

もう一方の東側の温泉通りには、高山、第一観光ホテル、ロイヤル、湖畔荘、加賀観光ホテル、そして、西側の旅館群には矢田屋、せきや、矢田屋松濤園、まるや、古賀の井、北陸グランドホテルと全盛の片山津には40数軒もの旅館がひしめいていました。

旅館が賑わえば当然街中も栄え、豆腐、履物、呉服、理髪、写真館、八百屋、肉屋さんほか、町の商店街が旅館と共に繁栄・共生していた良い時代でした。

バブル期全盛時の片山津温泉の各旅館は次々と増・改築を進め、旅館の大型化が加速しました。この結果、全国でも有数な温泉地として台頭していったのです。
浴客数で山中、山代温泉に及ばなかった片山津が、石川県5温泉のトップに立ち、40年代前半には北陸はもとより熱海、別府、白浜温泉に継ぐ全国第4位となり、年間100万人を超える繁栄ぶりを見せたのです。

しかし、「かのや」は他の旅館に追従することなく拡大より部分修正程度に留めおき、昭和43年にようやく全面改装に踏みきったのです。                                            (次ページへ)

◆写真/常連客が撮影(正面)   ◆写真/常連客が撮影② ◆写真/かのやパンフレットから

 

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