NPO法人「I Love 加賀ネット」は加賀の発展と心豊かなまちづくりの為に活動する団体です。
> top     > ブログ

「I Love加賀ネット」ブログ随時更新中です。

第56回 環境保全と柴山潟 

つなげる桜――「柴山潟周回廊プロジェクト」―― つながる

 

ツバメとラムサール条約登録

 

 「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」

公益財団法人 日本野鳥の会は「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」を始めた。

近年減少傾向にあるツバメの目撃情報を広く呼び掛けるキャンペーンです。併せて原発事故による放射性物質の影響も調べるものです。

 このところツバメを見ないなと思っていた。ツバメは身近な夏鳥で三月上旬から五月上旬かけて飛来し、何処でも見ることができました。子育てを始めた初夏からの時期のツバメを「夏燕」「親燕」「燕の子」は夏の季語。九月ごろ南へ渡る燕は「燕帰る」で秋の季語になります。

 

「大和路の宮もわら屋も燕哉」蕪村

 

 

「自然と人を象徴する鳥」ツバメ

古来よりツバメは、日本人の農山村の営みの中で共存してきました。「自然と人との共存を象徴する鳥」です。しかしながら、殊に都市部において家屋はコンクリート化し、水田など皆無でありますから燕が生き残れるはずもありません。農業の衰退により水田の減少化や日本家屋の減少し、ツバメが回帰する場所が無くなったことが大きな原因だと云われています。戦闘機のように飛ぶツバメが見られないのは何んとも寂しい限りです。

 

石川県健民運動推進本部が昭和47年から行っている「ふるさとのツバメ総調査」によると1972年の調査開始時と比較し、2007年には成鳥の確認数が約半分まで減少しているという。(石川県の耕地面積も3割減少している。)

 

「誰もが知っているツバメ」が「誰も知らないツバメ」とならないようにしたいものです。

 

              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

◇◇◇ 柴山潟の「ラムサール条約」登録をめざし ◇◇◇

 

柴山潟を「ラムサール条約」登録に期待!

(当会ホームページ、2月27日掲載の「事業報告」を再度掲載します)

 

 2月26日、片山津地区会館で寺前加賀市長を迎え、「柴山潟環境フォーラム」が開催されました。寺前市長は挨拶の中で「美しい眺望と水鳥が憩う場として、加賀・柴山潟を大切にしていきたい」。「環境の保全」と「美化」に心がけ、「柴山潟」の登録認証へ向けて努力したいと抱負を語りました。

 

         

                                        

   寺前加賀市長         片山津地区会館

                                                                  

 

 

~水鳥が憩う柴山潟~

 

 

「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。柴山潟はこうした観点からも重要な自然環境にあることを認識したい。

石川県加賀市では「片野鴨池」が登録されています。(国指定鳥獣保護区特別保護区、国定公園第一種特別地域)柴山潟も自然保護区として環境維持保全を目指していかなければならないのではないかと思っています。

 

柴山潟周回廊プロジェクトへも繋がります。

 

桜や水仙など花や樹木が咲き揃い、鴨や水鳥が飛び交い、鮒や鯉や様々な魚群が豊富な環境な保護し、自然のまま後世に残していく役割を私たちはになっている。

 

~片野・鴨池~

 

 

                                

   鴨池撮影/ I Love加賀ネット 2012.05.12

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

北國新聞(5月9日掲載)に「ラムサール条約」登録に関する記事が掲載されました。

同紙は、「高峰譲吉」博士がとりもった「ワシントンの桜」を石川県に・・・と、「桜」の記事を連日掲載。「桜」による金沢市との国際親善が紙面を飾っています。

 

 

 

 

2012年5月15日

                     NPO法人  I  Love加賀ネット

                       事務局長 東川 敏夫

 

第55回 NHKラジオ深夜便

つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

 

NHKラジオ深夜便5月4日放送でアントニオ古賀、クロードチアリのギター競演は心に沁みるものでした。

 

3時台は五輪真弓&秋葉豊とアローナイツ「にっぽんの歌・こころの歌」深夜の至福の時を与えてくれました。

ゆっくりとしたリズムのベテランアナウンサーの会話に安堵感と幸福感があり、年齢とともに眠りの浅くなっている団塊の世代のリスナーにとっては人気番組であります。

 

          七・五・調  「影を慕いて」(古賀政男作詞・作曲)

  

                  幻の 影を慕いて 雨に日に 月にやるせぬ わが想い 

                  つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦がれつつ 忍びなく

 

七・五語調は日本のリズムです。和歌、短歌五・七・五・七・七の三十一文字 俳句の五・七・五の十七文字は世界一短いポエムです。宇宙観や創造の世界を短歌や俳句に込めています。

また、昭和の唱歌や歌謡曲も五・七調のものが多く見られます。心にのこり、日本人の五感に響くリズムなのです。

         

                  「夏は来ぬ」(佐々木信綱作詞・小山作之助作曲)

                  卯の花の 匂う垣根に 時鳥、早も来鳴きて 忍び音もらす 

                  夏は来ぬ

           

自然は毎年繰返される公園を散歩していると、ついとでてくる一節が

年年歳歳花相似 (年年歳歳花相似たり)

歳歳年年人不同 (歳歳年年人同じからず)劉廷之(りゆうていし)中国初唐詩人の有名な一節です。

 

草花は四季を通じ咲き揃い、今まさに躑躅が満開の色彩を人に与えてくれる。四十年、五十年にもなる樹木から若木が育ち、若葉を生み出す。古くなった葉や枝は道端に落ち、歩くとサクサクと音がする。自然は春夏秋冬繰り返される。

 日本人の心の奥底にある心地良いリズムは、「万葉集」以来続いている、五・七・五調のリズムとテンポなのです。人間はリズムや感性の中で生きています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

黒鶫(クロツグミ)雌  ツグミ科

 

           ●アリウムグローブマスター  ネギ科(ユリ科)

       

 

     

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

2012年5月11日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 

 

 

第54回 不思議な縁

 

 

■伊丹と子規

5月1日に伊丹市の白雪(小西酒造株式会社)で『伊丹歴史探訪』「正岡子規」を聴講した。

 

正岡 明氏(正岡子規の孫)が講師をされました。正岡家と伊丹市の歴史。子規の叔父加藤拓川の三男忠三郎が、子規の妹律の養子となり正岡家を継いだ。そのご子息が正岡明氏です。

司馬遼太郎著「坂の上の雲」NHKで三年にわたり放映されました。正岡子規と秋山好古、真之兄弟。夏目漱石の話や律役の菅野美穂さんのことなどを話されました。

特に忠三郎さんの人脈が何んとも凄いものでした。特に大阪フィルの朝比奈隆さんとは阪急電車で同僚だった話とか、興味深い話が多くありました。

 

 

「世の中の重荷おろして昼寝哉」正岡子規

 

 

 

【伊丹市・旧岡田邸(酒家・住居)国重要文化財】

 

 

 

■「柴山潟桜周回廊プロジェクト」桜会員山口高正さんと伊丹の関係

 山口さんのルーツは、伊丹の酒造家「大和田屋」。隆盛を誇った伊丹酒。北前船と同様に、明治の文明開化により、酒造株を新たに取得しなければならなかったのが痛手となり、衰退の道を辿ることになりました。「それがなければ私も今、酒屋の旦那様です。」と山口さん。

栄華を誇った伊丹酒と俳諧の世界。伊丹の俳人、梶 曲阜(照顔斎)は山口さんの別家です。歴史をさかのぼれば、梶 曲阜は上島鬼貫に繋がり、与謝蕪村に繋がり、松尾芭蕉に繋がっていきます。そして正岡子規、高浜虚子。こんな俳壇の歴史に意義深いものを感じます。

 

伊丹市内に多くの句碑があります。梶 曲阜は、師と仰ぐ上島鬼貫の句碑の七基建てています。

 

 

「蛍見や松に蚊帳つる昆陽の池」上島鬼貫

「戴きてそのかげ廣し月の松」梶 曲阜

「松の香をしほりに出でよ花の中」山口太乙(山口さんの一族)

 

 

      【曲阜が建立した鬼貫の句碑】                

     「鳥は未 口もほどけず 初桜」鬼貫

 

 【山口太乙、梶 曲阜建立の名前】

  

 

 

 

【猪名野神社 右の大燈篭を山口家が寄進】

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「柴山潟桜周回廊プロジェクト」でI Love加賀ネットとつながるのですから、真に不思議な『縁』といえます。

 

― つながる「柴山潟桜周回廊プロジェクト」つながる ―

 

人が繋がることの不思議さや温かさは、距離感ではありません。心の中に思い描く人と人の関係は深く強いものがあると信じています。「共通の想い」が繋げていくのだと思っています。それが歴史となると思います。一期一会「縁」を大切にしたいものです。

 

 

2012年5月8日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 

 

第53回 節電の夏 

 

前倒しで5月1日からクールビズとサマータイムを実施した企業もあると聞く。

 

この夏は電力不足に陥るとのニュース。昨年も一昨年も冷房要らずの夏の生活。また冬も暖房は炬燵だけ。風通しが非常に良く、扇風機すら必要なしの快適生活です。山小屋の別荘の話ではありません。ですから消費電力を節約するといっても、消灯をこまめに消すことぐらいですが、それとて日頃から手元灯ですから、節電の方法がない。

 

蚊帳や簾が売れている。

 

昨年も節電で、扇風機が大幅に売れ、品不足となった。今年は蚊帳や簾の発注が前年を超えて申し込みがあるようです。奈良市は蚊帳の生産地では有名ですが、70件ほどあった業者がいまは5件ほどだということです。

ある新聞社広告局の親しくしていた友人(故人)は、家業が奈良で蚊帳の大手業者でしたが、当時(昭和50年頃)すでに家業は廃業をしておりました。時々蚊帳の生地で作った雑巾を貰いました、非常に吸収力も良く、雑巾の汚れも落ちやすい優れものでした。
簾(よしず)は昔ながらの日陰と風を呼んでくれます。団扇や扇子も売れると思います。

 

「新しき蚊帳に寝るなり江戸の馬」 小林一茶
「片隅へ机押しやる蚊帳哉」 正岡子規
「蚊帳の中に書燈かすかに見ゆる哉」 正岡子規

 

蚊帳に、簾に、団扇に、扇子と扇風機の復活が楽しい。

 

昭和の時代が蘇ってきそうな生活は、懐かしさが漂ってきます。夏の暑さの熱中症には気を付けなければいけませんが、自然の風がもたらす風情もまた良いものです。麻の背広に、パナマ帽、ひげを蓄えた男は昭和初期の粋な紳士の姿ではないでしょうか。クールビズも度を超すとあまり格好の良いものではないと思うが如何でしょうか。

 

「葉桜や昔の人と立話」 正岡子規

 

 

  

 

 

 2012年5月4日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

第52回 加賀三潟への想い 

 

 

木場潟の自然

 

皐月、躑躅、藤、アヤメ、花菖蒲、紫陽花、ねむの木、槿、百日花(さるすべり)彼岸花、紅葉、梅、水仙、菜の花、花水木、チューリップ、そして桜 (木場潟のHP「花」から)  日本の四季は、花を木を水鳥を季節に映す。

 

柴山潟も木場潟と同様に自然環境を大切にしていきたいものです。

 

柴山潟、木場潟、今江潟「歩ける三潟巡りシリーズ」として自然と触れ合う長期休暇型利用の観光スポットとして連携したら良いと思っています。

 

公園には乗馬センターもある。

 

服部緑地 (豊中市) には乗馬センターがあります。申し込み窓口で「お客様はあと10キロダイエットして頂かないと登録はできません」と言われそうなので、乗馬の練習風景を見ていました。「乗馬でダイエットができるのではないか」と思ったりもしました。

 

当コラム 第39回に法華津 寛のことを書きました。

 

五輪では(馬場馬術は20×60㍍の馬場内で、規定時間内に3種の歩き方、常歩(なみあし)遠歩(はやあし)駆歩(かけあし)を馬に演じさせる。停止、後退、直進、円形の順に馬を操り、馬の調教レベルや騎手の技量を競うものです。五輪の高レベル乗馬技術は特別としても、人馬一体は難しいものです。

 

 

 

                                    

       ○写真/いずれも大阪・豊中服部緑地公園 (2012.04.30筆者撮影)

 

 

*      *     *  

 

自然が織りなす白山と桜と温泉『柴山潟桜周回廊プロジェクト』は「街づくりの」導線としての事業です。

 4月21日に 「街湯」 が開湯し、変化する街の起爆剤となり得るかはわからないが、将来に向けての第一歩であることは間違いないと思っています。継続していくことは、常に変化していくことでもあります。

 

  

 

画:柴山潟から見る白山

             長谷川 清氏 (一水会会員、日展会友) 山中温泉在住

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

 

2012年5月1日

NPO法人  I  Love加賀ネット 

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 

第51回 初夏への序章

~「水鳥」が憩う柴山潟に ~  「ラムサール条約」登録へ !

 

 

スーパーへ3.8リッターのボトルに飲料水を汲みに行くことが日課になっている。

 

夏場になればさらに頻繁になるだろう。大阪の水は不味くはないし、つい最近まで販売されていたくらいだから。橋下大阪市長・松井大阪府知事の意向でコストが掛かり販売中止になった。
3.11東北大震災や、阪神淡路大震災の時に「飲料水」が何を差し置いても必要でした。備えあれば憂いなしではないが、あれば安心くらいの気持ちでいる。

 

初夏を満喫する。

 

歩いて15分ほどで服部緑地公園にいける。服部緑地は面積126ha(甲子園球場33個分)あり、散歩にはちょうど良い距離です。特に名称通り緑地ですから植物園などや、木々や草花が季節ごとに満喫することができます。

 

晩春から初夏にかけては百花繚乱で、新緑の若葉が目にも鮮やかです。

 

ソメイヨシノが葉桜となり、八重桜が何んとかもっているが、それもすぐに道路一杯をピンクに染めることでしょう。気温の上昇とともに日替わりで色鮮やかさを演出してくれます。花水木のピンクと白。山吹の黄色。真赤な万両。野菜らしいソラマメ。優しいブルーのワスレナグサ。そして黄色のハナナ。躑躅もスタンバイしています。

 

花水木 

 

山吹 

 

 

 

ソラマメ 

 

ワスレナグサ・ハナナ 

 

 

 

~公園で見つけたひとコマ~

 

【写真/豊中市服部緑地公園 筆者写す 2012.04.25]

 

*          *          *

 

 

「茶摘み」

 

                          夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
           「あれに見えるは茶摘みじゃないか あかねだすきに菅の笠」
                                   (明治45年尋常小学校唱歌)

 

優しい自然に心の癒しを見ることができますが、ついこの前まで自然の厳しさを厭というほど感じさせられました。地震や水害、暴風雨と軒並みやってくる自然の変化に人は受け容れるしかありません。花も木も厳しい気温と闘ってこそ色濃く開花するといいます。

 

「柴山潟桜周回廊プロジェクト」桜の美しさのみならず、自然環境保護や柴山潟の水質環境などを考える「ラムサール条約」登録を目指し、「水鳥」が集う柴山潟でありたいと強く思っている。

 

 

2012年4月27日 

NPO法人  I  Love加賀ネット 

事務局長 東川 敏夫

 

第50回 バナナ

 

 

バナナとトーストが定番

朝食はバナナとトースト(もしくはあんぱん)とコーヒー・牛乳・時々トマトジュースが定番になっている。 木曜日はバナナが98円(1パック6本)と安くなる。これから熟すようなバナナを買い、斑点が出はじめてから食べる。

 

バナナは高級果物だった。

子供の頃バナナを食べたのは、菖蒲湯の時か、湯の祭りの時くらいだったかではないでしょうか。

風邪を引いた時に母親が、林檎を擂り下ろしてジュースにして飲ませてくれたことくらいで、バナナや林檎は高級果物だった。柿や栗、桑の実などは薬師山の展望台から歩いて子供たちで調達したものです。(ごめんなさい。)やっぱりさつま芋だったような気がします。
昭和30年代の子供たちにはバナナは高級果物だったことを思えば、その後のバナナの価格は下落し、それこそバナナの叩き売りの価格になっています。

 

 渥美清・映画「寅さん」とバナナの叩き売り

バナナの叩き売りは大正時代に北九州市門司港付近で行われたのが元祖ということらしい。当時は冷蔵技術などがなかったために船内で傷ついたり、熟成し過ぎて商品価値が落ちた。痛む前に門司港に繋がる桟橋通りで売っていたのが始まりのようです。叩き売りといえば渥美清・映画「寅さん」ですが、佐賀の名人から叩き売りを習ったそうです。

 

 沖縄・「幻の島バナナ」

バナナは台湾、フィリピン、エクアドル、中国海南島などからが主流のようですが、味も値段も世界一 幻のバナナ「沖縄の島バナナ」があるようです。
ネット通販で調べてみますと、島バナナ1Kg3500円(沖縄来間島産直送)となっていますが、朝食や気軽に食べるのは何んとなく惜しい気がします。でも、一度は食べてみたいなア。 

 

林檎、島バナナ、桃など日本の果樹農家の高付加価値技術は、中国には真似はできません。日本の農業は先進技術を切り開くと信じております。

 

 

 「大根引き 大根で道を 教へけり」一茶

 

  

*     *     *

 

 

 

 

 

2012年4月24日 

NPO法人  I  Love加賀ネット 

事務局長 東川 敏夫

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

第49回 師の教え

 つなげる――「柴山潟周回廊」プロジェクト―― つながる

 

失敗も捨てたものではない。

 

「君は、受験した中で作文はトップの成績なのだが…..。」「他の科目がなア」
面接をしてくれた大手出版社の役員面接でした。結果は明らかであります。
44年前の就職試験での失敗の場面です。

でも、「作文がトップ」の言葉がいまだに忘れることはできませんし、その後の仕事の励みにもなりました。こうして毎回、臆面もなく拙い文章を書かせてもらっています。それも、就職試験の失敗からの始まりでした。

 

「人間万事塞翁馬」

 

人生何処で開花するかわかりません。失敗の連続で、そしてまた挑戦する。失敗する、また挑戦するの連続です。それは「何がやりたいか」「何ができるか」を追求する旅ではないでしょうか。順風満帆の人生でありたいとの願望はありますが。波乱万丈の人生もまた人生であります。超氷河期と云われる大学生たちの皆さん、先人たちも苦労しておりますよ。

 

師匠から学んだこと。

 

元産経新聞の記者で大学の先輩(師匠)に「原稿用紙400字1枚」毎日提出し、それを校正してくれました。返ってくる原稿用紙は赤字だらけで、「こんなことも知らないのか」と怒鳴られました。「下手くそやな」「書き直し!」の連続でした。何が悪いのか、どの表現が拙いのかすら解らなかったことが、そのうち少しづつ見えてくるようになりました。

 

師匠は教えてはくれないものです。

 

師匠から学んだことは、その人間が持つ「感性」だということです。
想像から創造し、どう表現していくか。それは「感性」であり「個性」なのです。

自然の風を感じ、百花繚乱の花、色彩を感じ、匂いを感じ、暑さ、寒さ、春夏秋冬の体感を原点とすることではないでしょうか。この齢になって自然と向き合うことに「まだ遅くはないなア」と思っています。

 

一筋の道の上を歩いてきたのではないかと思うようになりました。

 

真っすぐではないが、結局のところ「その道」を歩んできたことになります。

 

 

満開の八重桜 (4.19 豊中市内で写す)

 

 

 

2012年4月20日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

第48回 尼御前岬 (あまごぜんみさき)

つなげる――「柴山潟周回廊プロジェクト」―― つながる

 

 

3月25日。「柴山潟〝桜〟周回廊」 植樹式の終了後に、暴風雨の中、尼御前に行く。

 

 

「奥底のしれぬ寒さや海の音」

 

長谷川歌川女でも書いたが打ち寄せる怒涛の波、横殴りの雨。崖も岩も浸食していく

 海。これこそ日本海なのです。

 

                              (尼御前岬沖)

 

子供の頃、尼御前の岩場で潜ったりしたことを思い出した。随分と景色が変わって見えた。

 

 

● 「大自然の懐に抱かれて」知恵と友情に育まれた少年たち―曽根廣雄著より  ————

 

六月の中頃のとても暑い日に、三歳年上の広田の健兄ちゃんと勝兄ちゃんに、サザエ捕りに連れて行ってもらい、尼御前や橋立港のそばの岩場で、二人がサザエを捕るところを上から眺めていた。二人は水中メガネをかけ、身体を水面に浮かせてサザエのいそうな所をみつけると、身体を少し浮きあがらせて頭から勢いをつけて潜っていった。(「サザエ捕り」抜粋)  -創栄出版―

 

                                 

 

私は著者とは5歳ほど下ですが、当時の少年たちは先輩たちから、遊びの方法や子供たちしか知らない秘密の場所や、けんかの仕方、仲裁方法などを教えられ、学んでいったものです。中学生になるとクラブ活動があって少年の遊びを卒業する。そんな懐かしい昭和30年代でした。

 

当時は三人兄弟、四人兄弟は当たり前で、その年代(学年別)に兄弟がいたことも不思議ではなかった。私は四人兄弟の末子です。今回の 「柴山〝桜〟周回廊プロジェクト」 でも、こうした年代別兄弟が役に立ちました。

 

兄弟の縁と地域の温かい人情が支えるそんな街でありたいと思っています。

 

✿写真/ピンクとホワイトの花ビラが共生(筆者近くの豊中市で写す)

 

 

2012年4月17日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第47回 〝桜〟は心のかけ橋

つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

 

 

心温まる投稿をありがとうございます。

 

北國新聞2012年4月10日(火)付 『地鳴り』欄に≪デスク日誌で知る明るい話題≫と題して、金沢市の難場陽子さん(62歳)が【「デスク日誌」を毎日読んでいる。「『高峰桜』のように」では柴山潟周辺を桜で彩る 「桜の回廊プロジェクト」 があることを報じていた。読んでいて楽しくなり、美しい未来図が浮かんでくるようであった。さまつな日常の中、私に夢を与えてくれる情報である。

プロジェクトの完成は5年後とのことだが、そのころに片山津温泉に宿泊し、万朶ばんだの桜花を眺めたい。老父と老母を連れていきたい。それまではどうか長生きして下さい。】(本文より引用)

 

  ●万朶ばんだ(垂れ下がった枝、垂れ下がった花の意)多くの花の枝

   実に簡潔に読者の心を掴んでいます。と同時に俳句、短歌をされている方ではない

   かと想像します。 心のこもった文章をありがとうございました。

    ●4月4日、日本列島を暴風雨が襲い、植樹 したばかりの苗木を心配 しましたが、苗

   木は無事でした(4月6日撮影)。 =写真の向こう側が〝柴山潟〟=

 

 

 

筆者近くの〝桜〟は満開 ! =4月11日撮影 (豊中市) =

 

 

つなげる ―「柴山潟桜周回廊プロジェクト」― つながる 

 

✿       ✿       ✿  

 

              

 

 

3月25日第一期桜植樹を実行して、あらゆる人たちやあらゆる方面の方々からの反響があります。難場さんのように北國新聞に投稿して頂いたり、この事業に大変興味をもたれたり、そして周辺地域の皆様からも暖かいご支援を頂戴したりいたしました。夢の実現に向けて取り組むこと、楽しむこと、街づくりのお役に立つこと、こうしたことを「つなげる桜」「つながる心」を大切に「柴山潟周回廊プロジェクト」に取り組んでいきたいと考えています。
今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。

 

 

                                                   

 

 

 

                         つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

 

(当コラムのキャッチフレーズーとしました)

 

 

2012年4月13日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

NEXT»




| 会員登録フォーム | プライバシーポリシー

〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉乙36番地5 片山津MISAKIビル2F Tel 0761-74-1147 Fax 06-6863-0050

Copyright(c)2008 I Love 加賀ネット All rights reserved.