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事務局コラム No.208 新年のご挨拶

 

新年あけましておめでとうございます。

 

「2019年の幕開け」

 

平成31年は4月30日まで5月1日からは新元号となります。

平成の30年間の想いはそれぞれがお持ちのことと思いますが、様々な30年間の事件などをニュース特集で感じることは、停滞感が続いた30年間であった気がする。デフレからの脱却ができたのかというと国民の感情としてはことさら豊かさが感じられない。企業業績の好調さはあっても、社員への豊かさがもう一息なのかもしれない。然しながら世界の中での経済や社会的な安定感を見れば、群を抜いて日本社会は存在している。北朝鮮関係や韓国との徴用工や慰安婦問題を考えれば少なくとも踏みだし方によっては戦争にもなりかねない状態になりかねない。少し緊張感をもっていないといけない年になるかもしれない。

 

人口減少に伴う様々な問題はこれまでも指摘されてきてはいるが、入管法改正などを見ても外国人労働者を入れていかないと雇用がままならない中小企業の現実もあり、厳しい選択の年となりそうである。

大阪万博,IR,そして大阪都構想など、東京五輪の2020年以後の日本を牽引していく大きな事業の役割を担うのは大阪です。2019年の単年度で考えるのではなく、少なくとも10年の単位でみる初年度と解釈するほうが良いと思っている。

NPO法人I Lone加賀ネットも10年先を考えた体制づくりの初年度として臨んでいかなけてればならないと考えています。

 

2019年の幕開けとして、ますます厳しくなる環境を皆様のご支援とご協力を支えに頑張っていきたいと思っております。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

                    雪の科学館から「白山」眺望

 

 

2019年(平成31年)元旦

NPO法人I Love加賀ネット                                                                         役員一同                                                                        理事長 川口泰之  事務局長 東川敏夫

 

事務局コラム N0.207 今年一年を振り返れば<年末ご挨拶>

 

今年一年を振り返れば、自然災害が多く大変な年であったと思います。

 

6月8日に大阪北部地震が襲い、茨木、吹田,高槻、豊中市は大きな被害を受けた。

7月7日の七夕には前日からの激しい雨が続いたり、猛暑が続き、それに覆いかぶさるように、9月4日から5日は台風21号が関西圏を直撃した。最大風速58.1Km関西国際空港橋が損傷し、関西圏の被害は大きいものがありました。年末を控えて建物の被害の後遺症に漸く取り組んでいる状況である。被害による対応が、材料不足や人手不足で遅れ遅れになっている。「災」が今年の漢字で、まさにすべてを表されている。

 

平成30年の最後の年は「災」、平成の30年間を振り返る年でもあったといえます。

自然が猛威をふるい、それに対応する一年でありました。「災い転じて福となす」に来年はぜひそう願いたいものである。

 

「平成31年己亥」4月30日天皇陛下御退位。そして5月1日皇太子様が新天皇にご即位されます。3月には新元号が決まります。東京五輪に向けて動きが加速したり、大きくスピード感のある年になるのではないかと思われます。これまでの生活リズム以上に感じる年になっていくような気が致します。

 

今年一年を振り返りながら、年末の慌ただしさの中で自らの身が恙なく健康であった事の幸福感をもって、新しい年を迎えたい。

NPO法人I Love加賀ネット HPご覧にいただいている皆様、ご支援、ご協力いただいている皆様に感謝申し上げると共に、皆様方の健康をご祈念申し上げます。

 

来年もよろしくお願い申し上げます。本年はありがとうございました。

 

NPO法人I Love加賀ネット,                                                  役員一同                                                           理事長 川口泰之    事務局長 東川 敏夫

 

事務局コラムNo206 大阪光の競演

大阪光の競演(https://www.hikari-kyoen/midousuji/)は御堂筋イルミネーション2018

 

梅田から難波の全長4Kmを光の道として10年。年末の楽しみの一つでもある。大阪城を借景にした大阪城イルミネーションや、ドイツ クリスマスマーケット大阪2018は新梅田スカイビルと今年も年末にかけて年季が入ってきた。大阪の夜の観光にも大阪府や大阪市は力が入っている。

 

大阪を訪れた外国人は、平均24%増と増加率は世界一になり、訪日外国人のうち87%が観光客だという。平成29年日本を訪れた外国人は2800万人(30年は3000万越)のうち大阪は1111万人を突破した。(今年は1300万人超と報じられている)中国、韓国などアジアからの観光客が大阪に注目しているのは、LCCなどの格安料金や近距離なども大きい。

民営化された大阪メトロ(大阪市地下鉄)の乗降客を日々見ていると良くもわかる。地下鉄車内でも中国語や韓国語が飛び交って、日本人は黙ってスマホに見入っている。大きなトランクや荷物も平気である。大阪メトロはどの駅もトイレは素晴らしく綺麗で、おそらく世界一であろう。また大阪の主要駅はJR・私鉄も同様である。標識や表示看板も英語、中国語、韓国語、日本語の4か国語が表示されている。本日付けの新聞の投稿記事で、英語表示のみで良いのではないかという意見も書かれていた。当コラムNO204で大阪万博のことを書きましたが、こうした外国人を受け入れるだけの観光文化、そして関西圏での歴史、芸能、更に教育、医療、健康(長寿)万博のテーマを背景として万博が決定したことは喜ばしいことだと思っている。

 

大阪の人気スポットは①道頓堀②大阪城③USJがベスト3で、日本橋、観覧車、馬田スカイビル空中展望台、通天閣、海遊館と続く。グルメは①ラーメン②寿司③たこ焼き④てんぷら⑤焼肉⑥お好み焼きが外国人観光客の人気順である。

2025年大阪万博に向け、更にIR誘致など良いことばかりが目についているが、こうした花火が打ち上げられることに、財政の心配を警鐘するという人もいるが、最もでもある。地盤沈下した大阪経済の浮上は悲願でもある。昭和の後半から本社機構が東京に移っていくことの経済の惨めさを知っている者としては、活性化していく大阪に大いに期待している。

 

  

                                 

                                          

2018年 (平成30年)12月24日                                                                                                             NPO法人I Love加賀ネット                                                                                            事務局長 東川敏夫

 

事務局コラム No205  コーヒーを飲む幸福感

 

コーヒーを飲む幸福感

 

I Love加賀ネットが指定管理を受託している中谷宇吉郎「雪の科学館」廣瀬幸雄館長の記事を読まれた方もあろうかと思いますが、紹介いたします。

 

〇<産経新聞12月5日付「琥珀のトーク」PART2 コーヒーの「第4の波」より抜粋>

戦後の経済成長が牽引した喫茶店ブームを「第1の波」とすると「第2の波」は1990年代後半に始まるシアトル系カフェ。そして2000年代に入り、素材の特性を極め、香味の個性を引き出して楽しむスペシャルティコーヒーのムーブメントとすることができるだろう。

(中略)

「第4の波」はどのようなものだろうか。筆者の脳裏には「健・美」という2文字が浮かんでくる。

(中略)

筆者は長年にわたり大学の理学部で教鞭をとってきた理系人間だが、無類のコーヒー好き。そこでコーヒーの科学を研究し、専門の水素を活用し、酸化によるコーヒーの品質劣化を防止する「非酸化焙煎技術」を開発するに至った。――

(廣瀬幸雄 日本コーヒー文化学会会長、金沢大学名誉教授、  中谷宇吉郎「雪の科学館館長」)

 

 

 

 

【写真】当会主催「経済講演会」より佐々木雅也氏(左)・廣瀬幸雄氏(中)・東川敏夫(右)

 

二十四節気「大雪」「冬至」ではあるが、気温は20度近くあり、10月後半の気温である。

西日本は西高東低が冬場のパターンではあるが、平成30年「平成最後の元号」締めくくりは自然災害が頻繁に起ったと年だったと思われる。自然の少しの変化が季節感をずらしていると思ってはいるが。

 

そろそろ日本酒が楽しめる時期に向かっていくはずではあるのだが…。そもそも筆者は「酒」は苦手でもあり、日頃からやはり無類のコーヒー好きなのである。無論、廣瀬先生の「水素コーヒー」を頂いたこともあります。

いわば「第一の波」喫茶店ブームの時代から、「ジャズ喫茶」「名曲喫茶」「歌声喫茶」そして「純喫茶」の喫茶店は懐かしい。仕事柄か、打ち合わせはコーヒー飲みながらが当たり前、「○○ちゃん、コーヒー行こか。」が合言葉のようになっていました。

「第2の波」、「第3の波」シアトル系カフェ、スターバックスなどの「コーヒーのカッコ良さ」紙コップで歩きながらや、公園のベンチでも楽しめるコーヒーの味わい方の感覚は、少しばかり今でも戸惑いがあるが、喫茶店よりもスタバ系になっているのも仕方がないことだろう。更にコンビニの100円コーヒーも中々のものだと思っている。

 

そうしたことを考えると、既に価格競争化にはなっているが、その先を考えると、「健康」のコーヒーなのかと思っている。年の瀬の温暖な日差しを受けながら、コーヒーを飲む幸福感はありがたいものです。

 

 

【写真】こども雪博士教室・コーヒーについて 2018(30)6.23

 

2018年(平成30年)12月14日
NPO法人I Love加賀ネット                                                  事務局長 東川敏夫

 

事務局コラムN0.204 「日本万博」から55年。そして2025年「大阪万博」

 

「日本万博」から55年。そして2025年「大阪万博」

 

七十二候では「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」12月2日~6日 「閉塞成冬へいそくしてふゆとなる」12月7日~11日 二十四節気では「大雪」既に冬であるが、なにしろ今年は自然の悪戯で季節がずれ込み、未だ漸く秋の深まりの季節感でもあります。

写真は大阪大学から北千里駅にいく道路です。知る人ぞ知る黄葉の名所ではないかと思います。大阪大学病院から逆のコースからも老年者には応えるきつい坂道ではありますが、この場所に来ると、鮮やかな紅色が心を和ませてくれます。

 

(2018.12.1筆者撮影)

 

1970年(昭和45年)大阪万博から48年。そして2025年の大阪万博は55年の歳月である。

千里丘陵に50年前に万博によって開発された人気の住宅スポットである。You Tubeに「日本万博」の記録映画が上がっているのを懐かしく見た。1970年万博のシンボル「太陽の塔」は天才岡本太郎がデザイン。耐震工事を終え2025年万博に合わせ世界遺産登録を目指す。50年の歳月は落ち着きとむしろ風格が感じられる万博記念公園となり、四季折々の季節を楽しむことができる。ことに日本庭園は素晴らしい。

 

 (2016年11月筆者撮影)

 

2025年大阪万博が決定した11月24日の朝刊紙面は喜びが伝わり、東京五輪以上に関西・大阪人は万歳の気持ちが表れておりました。大阪にとっては、府・市の努力が実ったといえる。大阪湾岸は万博会場となる夢洲、そして咲州、舞洲など1988年大阪市は夢洲を含む湾岸エリアに2兆2千億円を投じて「テクノポート大阪」計画が失敗、バブル崩壊で頓挫した「負の遺産」と呼ばれ続けてきた。(産経新聞11月29日付記事より一部抜粋)

 

大阪万博後にIR(カジノ)の場所としても既に候補地ともなり、大阪経済の地盤沈下と云われて久しいが、2035年に北陸新幹線が大阪まで延伸されることも考えると、この先の大阪の良し悪しはわからないがバブルとなる。芸能界の大物が「所詮金儲けでしょう」といったとか。活性化される関西経済が東京一極集中から脱却できる一つの方策でもあります。

 

北陸新幹線の開通を見ることはできないかもしれないが、二回目の「大阪万博」を見たいという思いはあります。そして、「鉄打出技法・象嵌」加賀の名工山田宗美がパリ万博(1900年)、出品してから118年になります。「太陽の塔」も天才岡本太郎が残した日本の大きな遺産といえる。

(写真転載不可)

 

2018(30)12.04

     I Love加賀ネット 事務局長 東川 敏夫

       (石川県加賀市出身 大阪市在住)

 

【事務局コラム】NO.203 11年目の11月11日の記念すべき日に思う。

 

11年目の11月11日の記念すべき日に思う。

 

NPO法人I Love加賀ネットは、
発足以来3600日を超えて、加賀の地元にしっかりと根を張り、活動してまいりました。                                        そして、11年目となります。地元加賀の皆様には大変なご協力を賜り感謝申し上げます。

 

NPO法人I Love加賀ネットは、様々な事業を通して人脈や実績を積み上げてまいりました。
11月11日に11年目に入ります。この11年間は故郷加賀の情報を発信し、また加賀出身の方々からの情報受信等の橋渡しとしての役割を担ってまいりました。更に加賀の歴史的な人物の掘り起こしや、今に繋がる人たちの想いを伝えてきました。
新しい事業の取り組みや、「柴山潟桜周回廊事業」などの継続事業などにも取り組んできました。11年目を迎えた当会の役割は大きく、更に地道ではあっても飛躍をしていきたいと考えております。

 

平成は30年。2019年は天皇陛下生前御退位をされることとなり、5月1日より新元号となります。3月終旬には新元号の発表となる予定ですが、将来に向けての希望あふれる年号に期待するものです。
大正(流石に僅少と思われるが)昭和、そして平成の時代に生きてきた者たちにとっての、平成時代30年はどう感じられるだろうか。昭和も平成もそれぞれの時代の節目の時がやってきます。私どもNPO法人I Love加賀ネットにおいてもまさに分水嶺の時となると思われます。

 

熱い思いで加賀を語り、熱い思いで新事業に取り組んでくれる人達に継続してもらうことを切に願うところであります。
「継続は力なり」です。続けることの意義を噛みしめながらの新年号となるのかもしれません。

11年目を迎えたNPO法人I Love加賀ネットを、更に温かくご支援賜りますようお願い申し上げます。

 

 

      

 

 

🌸北國新聞社「ワシントンの桜・里帰り事業」の一環として、高峰譲吉・中谷宇吉郎両博士の「理化学研究所」繋がりにより授受。🌸中谷宇吉郎「雪の科学館」の柴山潟~白山を眺望する土地に植樹(2013.3.28)➡開花は(2014(26)4.1)。

 

 

2018年(平成30年)11月11日
NPO法人I Love加賀ネット
理事長  川口泰之  事務局長 東川 敏夫                                                      役員一同

 

事務局コラムNO.202 「地震に台風21号の関西直撃の状況を」

事務局コラムNO.202

 

 「地震に台風21号の関西直撃の状況を」

 

七十二候「霜始降」(しも はじめて おりる)深まりゆく秋のはずが、気温的にもそこまでは感じられない。

 

平成30年の始まりの気候からの変化は、秋の深まりや冬の訪れを後退させているようである。ことに筆者にとっての6月の大阪北部地震から、かつてない記録的な大雨が続き、そして台風21号と台風24号の関西直撃は、大きな被害をもたらした。被害総額3000億円とも1兆円ともいわれている。

 

台風被害による停電や、マンション、一戸建ての被害も相当なものでした。このところ、こうしたマンション関連の仕事や取材をさせてもらうと、大阪北部地震と台風21号被害とは地域的に重なってはいないが、被害状況の共通はないが、どちらも大変なことになっている。大阪北部地震では建物の外壁や通路壁面などに亀裂が入り、玄関ドアが開閉できない状態だったり、鍵が掛けづらい状況だったりの被害でした。今回の地震でのマンション倒壊などはなかったが、共用部の被害が大きく、マンションの修繕費としては大きな金額となりそうである。

 

また、台風21号被害状況を見ると、これも暴風雨により様々な飛来物が網戸を損傷させたり、防護壁を破ったり、カーポートの屋根が飛び、車に直撃して大きく傷つけた事案が多く見受けられている。屋上からの雨漏りなど、築年数を経ているマンションは相当の被害報告を受けている。これもまた、相当な工事費用と期間を要すことになるようだ。

そこで、地震は地震保険加入のマンションであっても、基礎や躯体の大きな滅失などがないと保険支払い対象とはならないようである。他方、台風による風水害による被害については保険交渉が可能とか。門外漢であるので詳細は分からないが、マンションも修繕積立金によるものと、一時負担金等で対応しなければならないマンションは厳しいものがあるし、台風による保険対応できるものとの差は大きい。マンション管理組合の対応が必要である。

 

いずれにせよ、ここにきて資材不足で、資材部品を確保できることが専権事項となっており、資材費の高騰にもつながってきているようだと。工事日程も集中しており、年内は厳しいとの判断をしているところは多いと聞く。

更に、東京五輪や、消費税が上がる前に大規模修繕工事を実施したいと検討しているマンション等、建築資材費や人件費等々の高騰が見えている。

 

何も起こらない、何もなく恙なく生活できることの幸福感は、天災によって負荷を背負うことになってしまう。前回の「備えあれば憂いなしは、備えても憂える」ことになりたくはないものである。

 

2018年(平成30年)9月20日
NPO法人I Love加賀ネット                                                  事務局長 東川敏夫

 

 

事務局コラムNO.201 「備えあれば憂いなしが、備えても人知を超える憂い」

事務局コラムNO.201

 

「備えあれば憂いなしが、備えても人知を超える憂い」

 

季節の変化は何と素早いものだろうか、9月の中旬、七十二候「玄鳥去(つばめさる)」

灼熱の嘗てない気温の上昇連日の35℃越で、今年ほどクーラーの頻度が激しかった年はなかった。西日本は、特に近畿圏内は暑さに閉口しながら、6月に大阪北部地震。7月に台風が近畿を直撃し、連日の激しい記録にない洪水に見舞われた。その最中に筆者は住居移転をすることになる。そして追い打ちは台風21号が近畿を直撃する。とてつもなく記録的な雨と暴風に、関西国際空港は機能不全に陥ちいり、地盤沈下や交通機能のマヒの全面回復にはまだ時間を要する。

 

地震や台風、災害に対する意識は強く、対策や訓練もやりながら、震度7の地震には為すすべもない人智に歯痒い思いがする。大阪北部地震の対応は、筆者の住むマンションの対応は素早く、日頃の訓練も生かされたと思っている。23年前の阪神淡路大震災を体験した居住者にとっての地震の恐怖はトラウマ的になっている。少しの揺れにも敏感に反応する。

 

これでもかこれでもかと、台風の連続。台風21号は近畿直撃し、これも大きな爪痕を残した。北海道担振東部地震は震度7で、激甚被害である。山崩れや生き埋め、想像を超えた山崩れの様相のニュースには絶句するしかなかった。そして停電、ことに停電は広範囲であり、深刻である。近畿地区を襲った台風21号は停電が大きな問題となっている。都市機能にとって停電状態はまさに暗黒であり、生活における影響は大きい。

 

山崩れ地裂け人哭く鶏頭花  (鳶)

天地をご破算にして野分去る

獰猛の天気の安否列島秋

 

大阪北部地震から3か月、日本列島は豪雨、台風が相次ぐ被害、新聞、TVでは「情報難民」の言葉が連日伝えられる。停電影響が大きく、スマホの充電は車からやりましたとか、電気製品は使えず大変な生活であったとの報道である。情報が社会生活に切っても切れないものであればあるほど、進化すれば尚更のこと電気(エネルギー)は重要であり、原発の稼働の慎重ではあるが、安全で、生活の基盤であることに、この災害では特に考えさせられたことである。備えあれば、憂いなしは、備えていても自然ははるかに人間を超えて試練を与えてくれる。

 

2018年(平成30年)9月20日
NPO法人I Love加賀ネット                                                  事務局長 東川敏夫

 

事務局コラムNO.200 「写実絵画に驚嘆する、そして血脈にも」

事務局コラムNO.200

「写実絵画に驚嘆する、そして血脈にも」

 

来館したい美術館の一つに、ホキ美術館(千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15 https:www.hoki-museum.jp/)がある。写実絵画のコレクションでは日本最大であろう。

別冊太陽「写実絵画の新世紀」には写実絵画の世界を覗き見ることができる。そしてその魅力を、そのリアリズムを何としても目の当たりにしてみたいと思っている。

別冊太陽に、保木博子館長が書かれている一文を引用しますと、「西洋の写実絵画の歴史をたどりますと、十五世紀のレナルド・ダ・ヴィンチまでさかのぼり、フェルメールやレンブラントなど、油絵の長い歴史とともに今日まで長く描き続けられています。

日本では高橋由一、黒田清輝が西洋的絵画を始め、岸田劉生がドイツのデューラーの影響を受け写実絵画を始めました。第二次世界大戦後は欧米の影響を受け抽象絵画が全盛の時代になります。そうした中、野田弘志、森本草介などが周囲の反対のなか写実絵画を描き続け現在の道を開いてきました。」別冊太陽の表紙は森本草介作「光のほうへ」油彩―森本芸術の代表作です。

上記、ホキ美術館ウエブサイトからご覧ください。

 

森本草介プロフィール/(1937~2015)岩手育ち。東京藝術大学大学院美術学部油画科専攻終了(安宅賞、大橋賞) 戦後抽象画全盛時代の中で写実絵画を描き続けたひとり。親子三代続く画家一家で、父親の森本仁平は洋画家、子息の純氏は日本画家である。

加賀市アートギャラリー開館記念特別展―森本仁平 (平成9年)

森本仁平氏は森本草介氏に繋がり、純氏につながっている。森本仁平氏は加賀市大聖寺で生まれる。東京美術学校師範科卒―岩手県一関高等学校に赴任。

加賀市美術館、石川県立美術館、北國新聞社刊「ふるさと美術館」にも収録されている。加賀市美術館から許諾を頂き森本仁平「自画像」を掲載しております。

 

森本仁平氏の緻密性、秀逸なデッサン力は森本草介氏に脈々と流れているのは当然のこととしか思えない。加賀市美術館との縁は何とも筆者にとっては不思議な思いである。
加賀市美術館(http://kagashi-ss.co.jp)加賀市作見町1-4
「鉄に生命を吹き込んだ男―鉄打出しの名工山田宗美」大聖寺藩御用の甲冑師の家系山田宗美 当欄NO182に紹介しております。(ぜひご覧ください。)NHKテレビで紹介され、山田宗美の魅力も、その技法や才能は今日でも遥かに届かないと思っている。

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●参考/館内写真提供…何れも加賀市美術館                                「当会」HP第182回「「鉄に命を吹き込んだ男 山田宗美」<2016年9月29日掲載記事より

 

ホキ美術館は写実絵画専門美術館として2010年に開館そのコレクションは創設者の保木将夫氏が収集した写実絵画作品約400点からなっている。森本草介コレクション36点、野田弘志、中山忠彦、五味文彦、島村信之ら現代作家約50名の名品を常時鑑賞できる。(YouTubeからも見ることができます。)
何としても今年中には訪問したいと強く思っている。
加賀の環境が育んだ偉大な芸術家の足跡は大きく、加賀の同郷人としての誇りでもある。

こうした縁で繋がっていくことは、インターネット社会が生み出した大きいな功績である。情報化社会が進化していく中であっても、写実絵画を追及するリアリズムは人間の追及に他ならないと思っている。
「森本仁平、森本草介、森本純 親子三代展」をホキ美術館、加賀市美術館で開催してくれないかと期待するところである。

 

 

2018年(平成30年)9月5日
NPO法人I Love加賀ネット                                                  事務局長 東川敏夫

 

第199回 「どのように生きていけるのだろうか。」

事務局コラムNO.199

 

「どのように生きていけるのだろうか。」

 

終の棲家と思っていたのに、引っ越しをしてしまった。

 

筆者の齢では、引っ越し作業はとんでもない過酷な体力勝負となった。そして引っ越しもその一要因ではありますが、様々な出来事があり、たった一回の文章作成になんとも9か月も要してしまいました。それなりに言い訳をするだけの出来事が満載だったことになります。

 

出来事の一つには、4年間のマンション理事長を5月末で退任したことがあります。

 

終活と言われる方向性を出したようなことになりましたが、これで終わりではなく、もう一度や二度は居住を変えることになるかもしれないと推測している。そして、居住地の豊中は、大阪北部地震があり、震度5弱に驚かされました。高槻市や吹田市の被害を思うと、豊中は意外と助かったなアと思われます。阪神淡路大震災を体験し、東北大震災を体験したものにとっては、災害には神経質にならずを得ない。その後に台風の近畿直撃や記録的大雨に襲われて、近畿は散々な日々に追い打ちの酷暑の襲来ときては流石に体力も限界かもしれません。この間、自然は人に過酷さをもとめているかの如く、災害を齎している。人はどう生きるかを常に自然に問われてきている。

 

こうした背景の中で引っ越しをした。環境の変化に慣れるのには少し時間がかかると思っている。これまで子供との生活は卒業したと思っていたのに、孫と生活することなり、大人社会の生活環境とあまりに違いすぎるのです。ましてや成熟している居住空間のマンションから、三人の孫たちや、そしてこの30年来見たことのなかった子供たちの蟻の如く登校する集団には驚かされてしまいます。大阪市内のこの10年のマンション群の中に、高齢者が放り込まれた訳で、時間配分も練り直しをしなければならないことになってアタフタしている。食事量、洗濯の回数、掃除、家庭内の会話などすべてにおいて、体も気持ちも何もかもリセットを要求されているようです。却ってこれが健康であるのかもしれないとも思っている。そして、引っ越しに伴い捨てられる物は捨て、最小限に残すことが条件でもあったし、これが難しい。物は考えようではあるが、惜しんでも後に自ら判断できなくなれば、家族が家族の判断で断捨離をするのだから、ここは自分で思いっきり捨て去ることにしたのだが、それでも机周りは山積みになっており、顰蹙を買っている。毎日毎日捨てる先から買ってくるのだから始末に負えないようだ。

 

これまで休筆のようになってしまい、気儘にしておりましたが、少し真面目に取り組んでいきたいと思っております。9月初秋の心地よい風がマンション群にどのように吹いてくれるのか分からないが、次回は200回に届きますので、それなりに、それなりのものをと思っております。

 

 

 

2018(30)8.31                                                         I Love加賀ネット事務局長                                                    東川敏夫

 

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