NPO法人「I Love 加賀ネット」は加賀の発展と心豊かなまちづくりの為に活動する団体です。
> top     > ブログ

「I Love加賀ネット」ブログ随時更新中です。

第57回 節電の夏(2)

 つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

 

 

今夏、工夫して乗り切ろう!

 

昭和48年、高速道路の電照広告の明かりが消え、テレビも23時以降の深夜放送が休止された。民放キー局5社が深夜放送を自粛した。トイレットペーパーや洗剤(トイレットペーパー騒動)、デパートのエレベーター運転中止など社会現象が発生した。鉄道各社はクーラーを弱冷房車にしたり、窓開放をしたりしたものです。紙資源の不足から週刊誌や漫画雑誌のページ数を削減した。新聞も頁数を減らして発行した。

 

   経済には大きな痛手にはなり、家庭も我慢が強いられたものです。それが所謂オイ

   ルショックです。

 

関西電力のこの夏の15%節電計画が論議を呼んでいる。28年前にオイルショックを体験した世代は、15%節電は難しいとは思っていないし、原発稼働の結論を議論することで安全、安心が担保されるならば、今年の夏を工夫して乗り切ることは可能であると思っています。

 

20年に及ぶデフレ経済の中で苦しんでいる経済界にとっては更なる打撃になるのは事実ではあるが、オイルショック当時のことを考えると、オイルショックは謂わば突然の事態でもあった。そうした緊急、且つ緊迫の中で企業人、家庭も工夫をしながら乗り切ったことを考えれば、原発稼働には時間をもっと費やしても良いと思っている。

 

新聞紙面を見ても、テレビ局からもましてやNHKからも深夜放送を休止しますとも聞かないし、新聞社からも「原発ゼロ稼働による」原発論議が記事になっても、何か他人事のようなことしか見えない。そうした意味からは、鉄道事業会社は比較的冷静に見ているように思われる。8%節電に対応して「間引き運転はしない」など、実質本位で対応しているように思われる。

 

過激的に言うならば、低俗なテレビ制作番組の中止、深夜放送(テレビショッピング等を含め)の短縮などを情報発信する新聞社やTV局が率先して実行していくとその深刻度合が伝わってくる。表面的な情報の垂れ流しは止めて欲しいと思っている。

 

第53回「節電の夏」でも書いたが、夏を乗り切るための工夫は色々とあります。扇風機、扇子、団扇、蚊帳、一昔前の生活に戻ってみたら如何でしょうか。汗をかき、水を飲み、夕涼みや花火を子供たち楽しみ、縁台で将棋や囲碁を楽しむ時間があっても良いのではないかと。

 

 

涼 感 を … 

 

 

【写真/福井県越前町 陶芸村広場】 撮影 2012.05.27

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2012年5月29日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

第56回 環境保全と柴山潟 

つなげる桜――「柴山潟周回廊プロジェクト」―― つながる

 

ツバメとラムサール条約登録

 

 「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」

公益財団法人 日本野鳥の会は「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」を始めた。

近年減少傾向にあるツバメの目撃情報を広く呼び掛けるキャンペーンです。併せて原発事故による放射性物質の影響も調べるものです。

 このところツバメを見ないなと思っていた。ツバメは身近な夏鳥で三月上旬から五月上旬かけて飛来し、何処でも見ることができました。子育てを始めた初夏からの時期のツバメを「夏燕」「親燕」「燕の子」は夏の季語。九月ごろ南へ渡る燕は「燕帰る」で秋の季語になります。

 

「大和路の宮もわら屋も燕哉」蕪村

 

 

「自然と人を象徴する鳥」ツバメ

古来よりツバメは、日本人の農山村の営みの中で共存してきました。「自然と人との共存を象徴する鳥」です。しかしながら、殊に都市部において家屋はコンクリート化し、水田など皆無でありますから燕が生き残れるはずもありません。農業の衰退により水田の減少化や日本家屋の減少し、ツバメが回帰する場所が無くなったことが大きな原因だと云われています。戦闘機のように飛ぶツバメが見られないのは何んとも寂しい限りです。

 

石川県健民運動推進本部が昭和47年から行っている「ふるさとのツバメ総調査」によると1972年の調査開始時と比較し、2007年には成鳥の確認数が約半分まで減少しているという。(石川県の耕地面積も3割減少している。)

 

「誰もが知っているツバメ」が「誰も知らないツバメ」とならないようにしたいものです。

 

              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

◇◇◇ 柴山潟の「ラムサール条約」登録をめざし ◇◇◇

 

柴山潟を「ラムサール条約」登録に期待!

(当会ホームページ、2月27日掲載の「事業報告」を再度掲載します)

 

 2月26日、片山津地区会館で寺前加賀市長を迎え、「柴山潟環境フォーラム」が開催されました。寺前市長は挨拶の中で「美しい眺望と水鳥が憩う場として、加賀・柴山潟を大切にしていきたい」。「環境の保全」と「美化」に心がけ、「柴山潟」の登録認証へ向けて努力したいと抱負を語りました。

 

         

                                        

   寺前加賀市長         片山津地区会館

                                                                  

 

 

~水鳥が憩う柴山潟~

 

 

「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。柴山潟はこうした観点からも重要な自然環境にあることを認識したい。

石川県加賀市では「片野鴨池」が登録されています。(国指定鳥獣保護区特別保護区、国定公園第一種特別地域)柴山潟も自然保護区として環境維持保全を目指していかなければならないのではないかと思っています。

 

柴山潟周回廊プロジェクトへも繋がります。

 

桜や水仙など花や樹木が咲き揃い、鴨や水鳥が飛び交い、鮒や鯉や様々な魚群が豊富な環境な保護し、自然のまま後世に残していく役割を私たちはになっている。

 

~片野・鴨池~

 

 

                                

   鴨池撮影/ I Love加賀ネット 2012.05.12

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

北國新聞(5月9日掲載)に「ラムサール条約」登録に関する記事が掲載されました。

同紙は、「高峰譲吉」博士がとりもった「ワシントンの桜」を石川県に・・・と、「桜」の記事を連日掲載。「桜」による金沢市との国際親善が紙面を飾っています。

 

 

 

 

2012年5月15日

                     NPO法人  I  Love加賀ネット

                       事務局長 東川 敏夫

 

第55回 NHKラジオ深夜便

つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

 

NHKラジオ深夜便5月4日放送でアントニオ古賀、クロードチアリのギター競演は心に沁みるものでした。

 

3時台は五輪真弓&秋葉豊とアローナイツ「にっぽんの歌・こころの歌」深夜の至福の時を与えてくれました。

ゆっくりとしたリズムのベテランアナウンサーの会話に安堵感と幸福感があり、年齢とともに眠りの浅くなっている団塊の世代のリスナーにとっては人気番組であります。

 

          七・五・調  「影を慕いて」(古賀政男作詞・作曲)

  

                  幻の 影を慕いて 雨に日に 月にやるせぬ わが想い 

                  つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦がれつつ 忍びなく

 

七・五語調は日本のリズムです。和歌、短歌五・七・五・七・七の三十一文字 俳句の五・七・五の十七文字は世界一短いポエムです。宇宙観や創造の世界を短歌や俳句に込めています。

また、昭和の唱歌や歌謡曲も五・七調のものが多く見られます。心にのこり、日本人の五感に響くリズムなのです。

         

                  「夏は来ぬ」(佐々木信綱作詞・小山作之助作曲)

                  卯の花の 匂う垣根に 時鳥、早も来鳴きて 忍び音もらす 

                  夏は来ぬ

           

自然は毎年繰返される公園を散歩していると、ついとでてくる一節が

年年歳歳花相似 (年年歳歳花相似たり)

歳歳年年人不同 (歳歳年年人同じからず)劉廷之(りゆうていし)中国初唐詩人の有名な一節です。

 

草花は四季を通じ咲き揃い、今まさに躑躅が満開の色彩を人に与えてくれる。四十年、五十年にもなる樹木から若木が育ち、若葉を生み出す。古くなった葉や枝は道端に落ち、歩くとサクサクと音がする。自然は春夏秋冬繰り返される。

 日本人の心の奥底にある心地良いリズムは、「万葉集」以来続いている、五・七・五調のリズムとテンポなのです。人間はリズムや感性の中で生きています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

黒鶫(クロツグミ)雌  ツグミ科

 

           ●アリウムグローブマスター  ネギ科(ユリ科)

       

 

     

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

2012年5月11日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 

 

 

第54回 不思議な縁

 

 

■伊丹と子規

5月1日に伊丹市の白雪(小西酒造株式会社)で『伊丹歴史探訪』「正岡子規」を聴講した。

 

正岡 明氏(正岡子規の孫)が講師をされました。正岡家と伊丹市の歴史。子規の叔父加藤拓川の三男忠三郎が、子規の妹律の養子となり正岡家を継いだ。そのご子息が正岡明氏です。

司馬遼太郎著「坂の上の雲」NHKで三年にわたり放映されました。正岡子規と秋山好古、真之兄弟。夏目漱石の話や律役の菅野美穂さんのことなどを話されました。

特に忠三郎さんの人脈が何んとも凄いものでした。特に大阪フィルの朝比奈隆さんとは阪急電車で同僚だった話とか、興味深い話が多くありました。

 

 

「世の中の重荷おろして昼寝哉」正岡子規

 

 

 

【伊丹市・旧岡田邸(酒家・住居)国重要文化財】

 

 

 

■「柴山潟桜周回廊プロジェクト」桜会員山口高正さんと伊丹の関係

 山口さんのルーツは、伊丹の酒造家「大和田屋」。隆盛を誇った伊丹酒。北前船と同様に、明治の文明開化により、酒造株を新たに取得しなければならなかったのが痛手となり、衰退の道を辿ることになりました。「それがなければ私も今、酒屋の旦那様です。」と山口さん。

栄華を誇った伊丹酒と俳諧の世界。伊丹の俳人、梶 曲阜(照顔斎)は山口さんの別家です。歴史をさかのぼれば、梶 曲阜は上島鬼貫に繋がり、与謝蕪村に繋がり、松尾芭蕉に繋がっていきます。そして正岡子規、高浜虚子。こんな俳壇の歴史に意義深いものを感じます。

 

伊丹市内に多くの句碑があります。梶 曲阜は、師と仰ぐ上島鬼貫の句碑の七基建てています。

 

 

「蛍見や松に蚊帳つる昆陽の池」上島鬼貫

「戴きてそのかげ廣し月の松」梶 曲阜

「松の香をしほりに出でよ花の中」山口太乙(山口さんの一族)

 

 

      【曲阜が建立した鬼貫の句碑】                

     「鳥は未 口もほどけず 初桜」鬼貫

 

 【山口太乙、梶 曲阜建立の名前】

  

 

 

 

【猪名野神社 右の大燈篭を山口家が寄進】

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「柴山潟桜周回廊プロジェクト」でI Love加賀ネットとつながるのですから、真に不思議な『縁』といえます。

 

― つながる「柴山潟桜周回廊プロジェクト」つながる ―

 

人が繋がることの不思議さや温かさは、距離感ではありません。心の中に思い描く人と人の関係は深く強いものがあると信じています。「共通の想い」が繋げていくのだと思っています。それが歴史となると思います。一期一会「縁」を大切にしたいものです。

 

 

2012年5月8日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 

 

第53回 節電の夏 

 

前倒しで5月1日からクールビズとサマータイムを実施した企業もあると聞く。

 

この夏は電力不足に陥るとのニュース。昨年も一昨年も冷房要らずの夏の生活。また冬も暖房は炬燵だけ。風通しが非常に良く、扇風機すら必要なしの快適生活です。山小屋の別荘の話ではありません。ですから消費電力を節約するといっても、消灯をこまめに消すことぐらいですが、それとて日頃から手元灯ですから、節電の方法がない。

 

蚊帳や簾が売れている。

 

昨年も節電で、扇風機が大幅に売れ、品不足となった。今年は蚊帳や簾の発注が前年を超えて申し込みがあるようです。奈良市は蚊帳の生産地では有名ですが、70件ほどあった業者がいまは5件ほどだということです。

ある新聞社広告局の親しくしていた友人(故人)は、家業が奈良で蚊帳の大手業者でしたが、当時(昭和50年頃)すでに家業は廃業をしておりました。時々蚊帳の生地で作った雑巾を貰いました、非常に吸収力も良く、雑巾の汚れも落ちやすい優れものでした。
簾(よしず)は昔ながらの日陰と風を呼んでくれます。団扇や扇子も売れると思います。

 

「新しき蚊帳に寝るなり江戸の馬」 小林一茶
「片隅へ机押しやる蚊帳哉」 正岡子規
「蚊帳の中に書燈かすかに見ゆる哉」 正岡子規

 

蚊帳に、簾に、団扇に、扇子と扇風機の復活が楽しい。

 

昭和の時代が蘇ってきそうな生活は、懐かしさが漂ってきます。夏の暑さの熱中症には気を付けなければいけませんが、自然の風がもたらす風情もまた良いものです。麻の背広に、パナマ帽、ひげを蓄えた男は昭和初期の粋な紳士の姿ではないでしょうか。クールビズも度を超すとあまり格好の良いものではないと思うが如何でしょうか。

 

「葉桜や昔の人と立話」 正岡子規

 

 

  

 

 

 2012年5月4日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

第52回 加賀三潟への想い 

 

 

木場潟の自然

 

皐月、躑躅、藤、アヤメ、花菖蒲、紫陽花、ねむの木、槿、百日花(さるすべり)彼岸花、紅葉、梅、水仙、菜の花、花水木、チューリップ、そして桜 (木場潟のHP「花」から)  日本の四季は、花を木を水鳥を季節に映す。

 

柴山潟も木場潟と同様に自然環境を大切にしていきたいものです。

 

柴山潟、木場潟、今江潟「歩ける三潟巡りシリーズ」として自然と触れ合う長期休暇型利用の観光スポットとして連携したら良いと思っています。

 

公園には乗馬センターもある。

 

服部緑地 (豊中市) には乗馬センターがあります。申し込み窓口で「お客様はあと10キロダイエットして頂かないと登録はできません」と言われそうなので、乗馬の練習風景を見ていました。「乗馬でダイエットができるのではないか」と思ったりもしました。

 

当コラム 第39回に法華津 寛のことを書きました。

 

五輪では(馬場馬術は20×60㍍の馬場内で、規定時間内に3種の歩き方、常歩(なみあし)遠歩(はやあし)駆歩(かけあし)を馬に演じさせる。停止、後退、直進、円形の順に馬を操り、馬の調教レベルや騎手の技量を競うものです。五輪の高レベル乗馬技術は特別としても、人馬一体は難しいものです。

 

 

 

                                    

       ○写真/いずれも大阪・豊中服部緑地公園 (2012.04.30筆者撮影)

 

 

*      *     *  

 

自然が織りなす白山と桜と温泉『柴山潟桜周回廊プロジェクト』は「街づくりの」導線としての事業です。

 4月21日に 「街湯」 が開湯し、変化する街の起爆剤となり得るかはわからないが、将来に向けての第一歩であることは間違いないと思っています。継続していくことは、常に変化していくことでもあります。

 

  

 

画:柴山潟から見る白山

             長谷川 清氏 (一水会会員、日展会友) 山中温泉在住

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

 

2012年5月1日

NPO法人  I  Love加賀ネット 

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 




| 会員登録フォーム | プライバシーポリシー

〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉11の1番地2 (愛染寺内) Tel 0761-74-1147 Fax 06-6863-0050

Copyright(c)2008 I Love 加賀ネット All rights reserved.