NPO法人「I Love 加賀ネット」は加賀の発展と心豊かなまちづくりの為に活動する団体です。
> top     > ブログ

「I Love加賀ネット」ブログ随時更新中です。

第118回 「中谷宇吉郎の森羅万象帖」展 関連企画

つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

自然環境の保全を図る活動 I  Love加賀ネット

学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動

<いずれも当会定款より>

 

 

 

トーク&実験/「自然の美と不思議~雪博士・中谷宇吉郎の軌跡をたどる~]

              講演/「中谷宇吉郎・雪の科学館」  神田健三館長

       

「雪は天から送られた手紙である」                                     LIXILギャラリー大阪にて4月27日(土)午後2時から開催された。(5月30日迄開催中)
予約席が一杯になり、大幅に上回る大盛況の開催となりました。
中谷宇吉郎雪の科学館・運営委員会委員長の 名古屋大学樋口敬二名誉教授を始め、関係者の方々も来席され、充実した講演と実験の企画でした。

 LIXILギャラリーの「中谷宇吉郎の森羅万象帖展」(NO114にて掲載しております)の関連企画として神田館長が講演と雪や氷の実験を会場でいたしました。

 

 

 

 

 

                       

寺田寅彦との出会い                        雪の研究

 

神田館長の講演は、中谷宇吉郎略年譜のレジュメにそって、中谷宇吉郎博士の人となりを話していただきました。生誕地並びに雪の科学館の所在地片山津について、そして雪、氷、スパークの研究並びに随筆家として、また絵画などにも造詣が深いものがあったようです。

 

  

           講   演                       実験解説

 

実験「氷のペンダント」には興味津々でした。面白く、楽しい実験には注目もします。楽しく解りやすいことが科学への一歩ではなないかと思います。

【写真/いずれもLIXILギャラリー大阪で筆者撮影】

 

ブックレット 「中谷宇吉郎の森羅万象帖」より
●自然現象の不思議には自分自身の眼で驚嘆しなければならぬ
●自然の神秘に純粋に驚嘆する心から発した研究は、大抵はいつかは国家のためにも人類のためにも役に立つものである。
●自然がその奥深く秘めた神秘への人間の憧憬の心が科学の心である。
●こういう複雑な現象を一つ一つ明らかにしていく時に、初めて人間は自然の美しさを本当に理解できるのである。

■《雪の科学館ホームページ》→ http://www.kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/

 

・      ・      ・

 

開始時間前に、並びの方や後ろの方に「雪の科学館は行かれたことがありますか」と質問をいたしましたら、「8年ほど前に金沢に住んでいたのですが、行っていないのです」。

また若い方二人は「綺麗なところですね、是非行ってみたい」と返答されていました。
柴山潟と白山、そして何年後かには桜の周回廊とトモエガモ。自然の素晴らしい環境に囲まれた雪の科学館にぜひとも足を運んでください。

 

・      ・      ・

 

LIXIL大阪ギャラリーでは5月30日迄開催中です。好評につき、愛知県、東京でも開催が決定したようですので、お知らせいたします。

❄大阪会場に続く移動展は、

●常滑展  6月22日(土)~8月20日(火)
    ❖INAXライブミュージアム内「世界のタイル博物館」企画展示室

    ❖愛知県常滑市奥栄町1-130 ☎0569‐34‐8282

     期間中、7月末の土日に関連イベントを行いますが、
●東京展 9月はじめから11月後半まで
    ❖LIXILギャラリー (東京都中央区京橋3‐6‐18 ☎03‐5250‐6530)
                                   (詳しい内容は今後発表されます)

 

・      ・      ・

「冬の花びら 雪博士 中谷宇吉郎の一生」高田 宏著 児童福祉文化賞特別推薦書・基本図書 (こちらも是非お読みください)

 

 

 

2013年4月30日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

第117回 「百花繚乱」

 

つなげる桜――「柴山潟周回廊プロジェクト」―― つながる

 

 

 鶯が啼き、造幣局の「桜の通り抜け」が 始まった。

 

鶯が啼いている。

 

 鶯の声遠き日も暮れにける 蕪村

 

このところ毎朝、数羽の鶯が競演してくれています。(YouTubeからも鶯の声が聞けます)

近隣には花水木が濃い桃色から白い花まで咲き揃っている。桜が北上しても、桜草、三色すみれ、シクラメン、芝桜、チューリップ、躑躅、菜の花とまさに晩春は水ぬるみ、百花繚乱の色彩を楽しませてくれる季節です。それに鶯が一役買ってくれるとまさに春を満喫する心地よい気分になる。4月20日頃は二十四節気の穀雨。まさに晩春から初夏にかけての季節の移り変りである。これぞ日本の花鳥諷詠の世界ではないかと。

 

 

「造幣局の桜の通り抜け」(4/16~22日)に行ってきました。(大阪地下鉄天満橋駅)

 

中之島を挟み堂島川と土佐堀川が大川になり毛馬閘門で淀川に繋がる、その大川沿いに大阪造幣局がある。

 造幣局の通り抜けの桜は130品種の桜約350本。珍しい品種の桜があります。

 

今年の花は『天の川』天の川は花が天に向いている珍しい咲き方をする桜です。何種類かの桜を撮影してきましたのでお楽しみください。

 

          

         

            

 

      ✿          ✿          ✿          ✿          ✿

 

   今年の花  『天の川』

 

                              

                                    【撮影4/17:いずれも筆者】

                                                    

 

平成24年造幣局桜の通り抜け投句

 

特選句 

花便り届く桜の切って貼り       辻田克己さん

見えぬ目の花に触れる笑顔かな    高木節子さん

花人となり恋人となりにけり           鈴木幸一さん

 

与謝蕪村の生誕の地は少し先の川向こうにあります。

(コラムNO89回 「蕪村公園と蕪村生誕300年」 をお読みください)

 

蕪村の「春風馬堤曲」 

○春風や浪速を出て長柄川 

○春風や堤長うして家遠し 

 

 

 建築家の安藤忠雄さんが提唱した大阪毛馬桜宮公園から中之島公園を結ぶルートに桜を植樹する運動を提唱し、「桜の会・平成の通り抜け」とし、造幣局の桜の通り抜けとともに桜の名所をつくろうとするもので多くの大阪市民の賛同と支援を受けました。

 

 ・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・

 

I Love加賀ネットが提唱する「柴山潟周回廊プロジェクト」も第二期事業(石川病院、片山津小学校、湖北小学校と中谷宇吉郎雪の科学館に高峰桜の植樹をしました。

当会HPの【トップページ】・【事業報告ページ】をご参照下さい。

第一期事業の桜に小さな花弁がつきました。順調に生育してくれるのを祈りつつも、10年後、20年後には柴山潟と白山と桜の名所として多くの方々に感動を与えてくれると思っています。

 

✿植樹1年目で開花した〝花びら„✿

=2013.04.18撮影=

<柴山潟湖畔 東岸>

 

 

「平成の通り抜け」も当会の「柴山潟桜周回廊プロジェクト」も『未来の夢』を植樹していると思っています。私たちの夢や想いは、未来に向けて大きく咲き誇って欲しいとの願いを込めたものです。

 

 

2013年419日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

第116回 春は新年度の始まり 

つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

 

 

  4月1日(月)25年度の限の良いスタートとなりました。入学式、入社式には桜満開が

  実に良く似合う風景でもあります。年度の区切りと新年度の始まりは歴史のつながり

  でもあります。

 

 

 【筆者・撮影】

 

 

長島茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞の師弟W受賞は大変喜ばしいニュースでした。松井秀喜氏の年齢が若すぎるとか、記録から判断すると他に受賞対象になる人がいるとかの様々な論議があるが、機会というのはそうあるものではないと思うので、何よりも両氏とも記憶に残るビッグプレーヤーですから、堂々と受賞したら良いのではないでしょうか。

 

記録は残り、記憶は薄れていく。

この50年間で映像、録画などの技術力の進歩によって、保存や再生が可能になり、その時々の感動を蘇らせてくれる。だからこそ人は記録よりも記憶が感動を呼ぶのではないでしょうか。

前回コラムの三國湊の女俳人長谷川歌川でも書きましたが、「百年前のことが解らないと」中村悌二郎氏は述べています。記録に残るものが少ないからです。これまでは、記憶は人が伝えていくものですから、知る人がいなくなれば記憶もなくなるのですから。

 

 

 *           *          *

 

 

2013年春(第55号)北國文華 特集『会津藩と加賀藩の深きえにし』

           「会津と共に戦った加賀の新選組隊士」作家 子母沢類

 

          新選組隊士 山野八十八(加賀藩士)を取り上げております。

          何も語らず、何も残さない男―山野八十八として書かれています。

【是非、北國文華2013年春号をお読みください】

 

(抜粋)

山野八十八は明治40年過ぎまで生きていた。私を可愛がってくれた曽祖母つやは1886年生まれで、幼子の私のお守りをしながら、自分の父親の話を聞かせてくれたりした。

つやの親なら江戸生まれだろうから、山野が活躍していた時代に生きていた人のことを、私は生の声で聞いたことになる。そう思えば、幕末は私の命の届く場所にあったのだ。

 

(後略)

 

たった百年前のことのが明確に語れないところに、歴史の深さがあるのではないでしょうか。新選組といえば近藤勇、土方歳三となるが、記録を掘り起こし、繋げ、史実を求めていく中に浮かび上がる加賀藩士山野八十八が隊士として存在し、且つ会津藩と加賀藩の深き縁と数奇な縁。見えなかったものにスポットライトをあて掬い上げる。知らなかったことに知識と知恵と人間像をも描く歴史にだからこそ感動する。

 

 

 「子母沢類」プロフィール

 1960年石川県加賀市生まれ 東京都在住 96年に小説家デビュー

      北國新聞・富山新聞で毎月1回火曜エッセー「三三五五」、月刊「北國

         アクタス」で小説「風にゆられて」を連載中

 

 

 

*        *             *

     

 

                               【服部緑地内民家集落博物館】撮影・筆者  

*        *             *

 

 

作家 子母澤 類さん=加賀市潮津町出身=と I Love加賀ネットの懇談会

~平成24年 (2012) 8月15日 中谷宇吉郎雪の科学館〝冬の華〟で~

 

  

 

 

 老桜は今年も見事スターなり (鳶)

 肘枕桜も人も風となる      (鳶)

     

 

2013年4月5日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 




| 会員登録フォーム | プライバシーポリシー

〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉11の1番地2 (愛染寺内) Tel 0761-74-1147 Fax 06-6863-0050

Copyright(c)2008 I Love 加賀ネット All rights reserved.