NPO法人「I Love 加賀ネット」は加賀の発展と心豊かなまちづくりの為に活動する団体です。
> top     > ブログ

「I Love加賀ネット」ブログ随時更新中です。

第126回 「論語を読む」(2)

学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動

 

 

「子曰、巧言令色、鮮矣仁。」(学而第一)

子曰く、巧言令色鮮ないかな仁人と交わる場合に、殊更に言葉巧みに飾り、顔色態度をよくして行うようでは、その人がらの中には仁道は殆どない。

 

人との交友関係を持つに、本音でつき合いができる人であって欲しいと思っている。

スマホなどで、ツイッター、フェイスブックからの情報発信や受信の中に、人と人の交流などは存在しないと思っている。酒を飲み、食事をし、又コーヒーを飲みながら会話の中にその人がらを大切にしていくことが、理解を深めていくのではないかと思っている。

事にあたっては誠実に、そして約束を守ることが基本であると。

 

 

「子曰、道千乗之国、敬事而信、節用而愛人、使民以時。」(学而第一)

子曰く、千乗の国を道さむるに、事を敬して信あり、用を節して人を愛し、民を使うに時をもってす。

孔子曰く、諸侯の国を治めるには、心がける三つの重要な事項がある。

第一に治める人が万事を慎重に執り行い、それによって人民に対して信義(嘘いつわりのないこと)を示していくことである。

第二に、すべての経費をできるだけ節約して余裕を生じ、以て人民を愛していくことである。

第三に賦役を起こして人民を使うには、農耕その他の差し支えのない、適当な時期を選ぶことである。

孔子の国を治めるこの三つの事項は、現在の国の在り方の基本ではないでしょうか。

 

 

政府は国民との信義に基づき、国民の幸福のために、国民生活の安定のために努力しなければならない。TPP、原発、消費税、雇用の安定、経済成長など、山積されてる課題に国民の視点に立って真摯に取り組まないといけない。

国の方向を誤らないように願うのみである。

 

 

 

2013年7月26日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

第125回 「論語を読む」

学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動<定款より>

 

 

論語は応神天皇の十六年(西暦285年)に百済の博士王仁によって我が国に将来されたと

いわれ、我が国の有した最古の古典です。

諸橋轍次著「論語の講義」昭和48年初版を手元に置いて40年になりますが、なかなか読み進まない。

「仁」とは、「道」とはと考えながら生きることが、まさに人生そのものなのではないでしょうか。  

 

諸橋轍次著「論語の講義」昭和48年初版より

 「子曰、朝聞道、夕死可矣」(里仁第四)

 

子曰く、(あした)に道を聞けば、(ゆうべ)に死すとも可なり

 

人生の目的は、結局道を聞いてこれを体得し実践することにある。出来るだけ自らに忠実に道を求めて生きていくことを目標にしたいとは思っているのだが。充実した日々であるように研鑽する。(これもまた難しいことである。)

 

【耳順】(為政第二)

 

子曰く、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、、四十にして惑わず。五十にして

天命を知る。六十にして耳(したがう)。七十して心の欲するところに従えども、矩を超えず。

 

孔子が晩年に至って、自己の思想・人格の発達過程を回顧して述べたものであるが、

その年代を歩んできた凡人にとっては中々容易なことではない。四十にして惑わず、五十にして天命を知るところまではいかない。自らの年齢を重ねると、孔子に少しでも近づきたいとは思う。六十にして耳順ふ。「忠言、耳に逆らう」自らの行いの足りないところ、欠点がある場合には、耳に逆らうもので、憂いをもたず、恐れをもたない人には耳に逆らうことはないはずである。人にとって己を修める雅量ができていれば、いかなる忠言でも快く受け入れることができるであろう。七十にして心の欲する所に従えども、矩をこえず。

孔子の修養が円満無欠の聖人の境地に達し、天の運行と一致した姿ともみられる。

天の命ずる運命に安ずるということ、天が己に与えた使命を自覚することであろう。

 

人の年齢、十五「志学」三十「而立」四十「不惑」五十「知名」六十「耳順」七十「従心」

の年と云うようになった。

 

古典から学ぶことは多い。1700年前の孔子の論語が現在の人々の生き方にも脈々と生き続けている。技術革新が進んでも、人間の本質は何ら変わらないということではないでしょうか。

 

 

2013年7月23日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

第124回 蝉の声

学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動<定款より>

 

 

今年の猛暑日は東日本、西日本を覆い35℃以上が連続して襲っている。

 

例年より1週間ほど早く、梅雨明け宣言。山梨県甲府市では4日連続で39度台。7月前半から35度以上の猛暑日は極めて稀なようです。(ともかく暑い!)

 

7月第三月曜日は海の日(祝日)振り返ると昨年も、一昨年も梅雨明けが早かったようで、蝉の声の聞き始めも7月後半だったような気がする。

色々な原因が考えられるのでしょうが、激しい雨の量であったり、地表温度と夜の気温が上がってこないと(熱帯夜)、鳴かないようだ。条件が揃えば、日の出とともに一斉に鳴きはじめるはずである。

   (札幌4:07、仙台4:23、東京4:35、石川4:45、名古屋4:47、大阪4:54、島根5:02、

    福岡5:17、沖縄4:45 日本最北端3:28、日本最南端5:23日本列島は長い。)

 

昨日夕刻、短かく、弱い蝉の声を聞き、そろそろ準備完了で二三日内には一斉に鳴きはじめるのではないでしょうか。

 

  DSCF1300       DSCF1299       昨年撮影した同じ柘榴の木の写真DSCF0817

 

DSCF1287

 

 

周期蝉(17年蝉)

毎世代正確に17年又は13年で成虫になり大量発生する蝉で、その間の年にはその地方では全く発生しない。周期年数が素数であることから、素数蝉とも言われている。

17年周期の17年蝉が3種、13年周期の13年蝉が4種いる。共に生息する地方は殆どない。この周期蝉はアメリカ東部、それも世界中でアメリカのみである。2013年17年周期蝉Ⅱが発生する。(参考―ウィキぺディア)

他の周期の蝉と交雑するとその周期が乱れるため、同じ周期を維持できなくなる。

 

 

山口恵以子著「月下上海」(松本清張賞受賞)

丸の内新聞事業協同組合の食堂で働きながら小説を書き、今年の松本清張賞を受賞。

山口恵似子(55歳)早稲田大文学部。

黒田夏子著「abさんご」(2013年第148回芥川賞受賞)

黒田夏子(76歳)早稲田大国文科 75歳9カ月最年長受賞。

小説を書き始めてから、受賞するまでの期間は苦節20年、30年とかかっている。

世に出るまでの作品には様々な想いが込められているはずである。続けてきて良かったと思っているはずである。何処まで踏ん張れるかではないでしょうか。

山口恵似子さん、黒田夏子さんともに、創作を続ける強い意志が共通してあります。

 

・         ・         ・

 

小説、エッセー、俳句、短歌、書道、絵画、彫刻、音楽、自分の続けられる道は何処までも続けて行きたいとは思うが、趣味からプロの道に歩んでいくには苦労の連続であっただろうし、こじ開けてでも何んとかしたいと思っている人は数えきれないほどいる。

最後の最後まで諦めず、土壇場まで信じて遣り通す強い気持ちに、勝利の女神が微笑んでくれる。

     

    17年周期蝉のように、地表に出る時期を待ちながら一気に世に向けて鳴き

    はじめる。プロの道は厳しくもあり、年月もかかるものであります。

 

 

2013年7月16日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

第123回 七夕と紫陽花と朝顔

 学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動<定款より>

 

 

文月(七月)は一年の後半の始まりである。

 

2013年の前半は如何だったでしょうか。一年一年が重みを感じる年齢になると、意識と行動の不一致に反省せざるを得ない。

 

当マンションの玄関に葉竹に願い事を、子供たちの夢や合格祈願、そして俳句まで子供から大人、老齢者、願い事などを短冊に書きこまれている。

七夕、織姫牽牛伝説は夏の風物詩であり、特に仙台の七夕祭りは(8月6日~8日)盛大である。

この時期全国の夏祭りが始まる。

 

梅雨の晴れ間の七夕であってほしいと思うが、週間天気予想では北海度を除き晴れのようで、伝統行事を子供たちに伝えて欲しいと思っている。

 

 

二十四節季

夏至、小暑(7月7日)、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪

二十四期節季の後半になる。小暑の終わりごろに夏の土用に入る。土用といえば鰻であるが、高根の花になってしまいました。

第75回「鰻とトラフグ」柴山潟に巨大ウナギの事を書きましたが、むしろ「第71回の土用の入りにはあんころ餅を食べる」の方が安価である。

土用の入りにはあんころ餅を食べて、節電の夏を乗り切ろう。

 

*          *          *

 

     

                 

 

梅雨の晴れ間に、早朝に強い日差しを避けて老犬と散歩する。

朝顔が一杯に花を開き、濡れた紫陽花の鮮やかさが殊のほか美しく映える。日々移りゆく草花は心を穏やかにしてくれる。梅雨が明けると、本格的な夏。日の出と共に蝉が一斉に鳴きはじめる。

愈々夏到来である。 

  

 希わくば終の棲家や天の川 (鳶)

 七夕や年重ねても想い人   (鳶)

 【写真/いずれも筆者撮影】

 

 

 

2013年7月5日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 




| 会員登録フォーム | プライバシーポリシー

〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉11の1番地2 (愛染寺内) Tel 0761-74-1147 Fax 06-6863-0050

Copyright(c)2008 I Love 加賀ネット All rights reserved.