NPO法人「I Love 加賀ネット」は加賀の発展と心豊かなまちづくりの為に活動する団体です。
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第138回 「春めいて」

 自然環境の保全を図る活動

 

ソチ冬季五輪も終り、気温も三月下旬並みに上昇してきました。春一番(日本気象協会、季節のことば36選)もまもなくだろう。

 

「東風吹いて日本のリケジョ立ちあがる」  陽山道子

「東風吹くや堤に乗せたる犬の腮(あご)」 小林一茶 毎日新聞  坪内稔典「季語刻々」より

 

日本のリケジョは、小保方晴子さん(「STAP細胞」論文 細胞生物学者、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター・ユニットリーダー)のことはノーベル賞級の大発見。

「東風吹坪内稔典いて日本のリケジョ立ちあがる」 上手い句だなア。感心しきり。

 

寒桜 寒桜

 

水仙       鴨

水仙                 鴨

 

ソチ冬季五輪は、羽生結弦男子フィギュアスケート金メダル、葛西紀明が男子個人ジャンプで最年長銀メダル、団体で銅メダル。スノーボー男子ハーフパイプ10代平野歩夢銀メダル、平岡卓は銅メダル 竹内智香がスノーボード女子パラレル大回転で銀メダル。小野塚彩那がフリースタイルスキー女子ハーフパイプで銅メダル。残念ながら、浅田真央、高梨沙羅さんのメダルが期待できていただけに残念でもあったが、これが五輪のプレッシャーなのではないかと。よく頑張ったと思います。

光の部分のみならず、陰の部分にその努力と様々な支えがあったはず。昨今の人達はインタビューにはこうしたことをレクチャーされているのだろうが、受答えが実に感心させられる。17日間のソチ五輪は終わった。

 

公演の梅林もようやく数本に花が咲き始めた。もう少し気温が上がり始めると紅梅、白梅も一斉に咲き揃うのでないだろうか。大阪城の梅林や、大阪天満宮の三月に入れば見頃であろう。

梅はいろんな花にさきがけて咲くので「花の兄」と呼ぶようです。

 

   白梅

                            白梅(冬至)

 

 

「春告草」「春待草」

月ひかりだすまでゐたり梅林  飴山 實

 

飴山 實

石川県小松市生まれ。俳人、化学者。

山口大学教授、退官後関西大学工学部教授。酢酸菌の研究。2000年まで朝日新聞俳壇選者。門下に長谷川 櫂。

 

紅梅   八重桜  《筆者撮影転載不可》

 

 

2014年2月28日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

第137回 「奥の細道」名勝としての那谷寺「奇石」

 学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動<定款より>

 

 

石山の石より白し秋の風   芭蕉 「奥の細道」より

 

松尾芭蕉と弟子曾良「おくの細道」の作品に書きとめた風景を近世・近代を通じて人々の風景観に影響を与え続け、今なお往時の雰囲気と遺風を伝える一体の風致景観であるとして、「奥の細道の風景地」を国名勝に指定することを文部科学大臣に答申。13か所を指定し、保護する。その中で、那谷寺(石川県小松市)境内の奇石が名勝に指定されている。

 

石山のいしの形もや秋の月  上島鬼貫 「禁足旅記」

 

芭蕉が眼前にある「那谷寺」の「奇石」の白さに注目し、近江国石山寺の「石」を思い起こしつつ作ったのが、「石山の石より白し秋の風」石山寺の「石」の白さに注目したが、月光下の「石」の「形(なり)」も充分面白いと鬼貫はやったのである。芭蕉句を意識したものである。(鬼貫句選・独ごと― 復本一郎校注より抜粋)

上島鬼貫は「東の芭蕉、西の鬼貫」と並び称された元禄期の俳人である。

 

 

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(那谷寺・石川県小松市)

 

 

立花北枝

蕉門十哲のひとり、立花北枝は加賀金沢の人。通称は研屋源四郎。刀研ぎ商。

元禄二年(1689年)芭蕉が「奥の細道」の旅で金沢にやってきた時に入門。

多太神社に詣で、木曽義仲の願書、並びに実盛が鎧兜を拝す。

 

 

あなむざん甲の下のきりぎりす  芭蕉

幾秋か甲にきへぬ鬚の霜     曾良

くさずりのうら珍しや秋の風    北枝

 

小松を出発して山中温泉に向かう。

 

子を抱いて湯の月のぞく猿かな

 

芭蕉は山中温泉で曾良と別れ、北枝と那谷寺に行き、再び小松へ。北枝は芭蕉と天龍寺(丸岡)まで同行することになる。芭蕉は北枝と共に天龍寺を旅立ち、そして北枝と別れた。

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  (源平の戦跡・首洗池 石川県加賀市)

 

那谷寺の四季発信 

開創1300年へ企画委 2017年(平成29年)に迎える那谷寺(小松市)の開創1300年に向け、同市那谷町住民が「1300年祭企画委員会」を発足させる。紅葉の名所としてだけでなく、季節を通じた魅力を発信する事を目指しており、イベント企画など地域一丸となって誘客に知恵を絞る。

18年に開湯1300年を迎える粟津温泉でも、旅館や町内会が「1300年祭実行委員会」設立へ準備をすすめている。(北國新聞2014.年2月11日付け記事)

 

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      (芭蕉の館・加賀市山中温泉/写真提供は大聖寺実業高校 実高ふれ愛隊日記)

 

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                 (鶴仙峡・加賀市山中温泉) 

 

 

  息づく加賀の源平の歴史、そして自然が招く四季の美しさを大切にしたいものです。

            

 

                        2014年2月18日

                     NPO法人  I  Love加賀ネット

                       事務局長 東川 敏夫

    

 




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