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第162回 金沢市民と「百万石まつり」 

 

会員寄稿

西多 敏晴(65歳=金沢市在住=)

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今年の6月6日(土)は、今にも降りそうな天候のなかで、第64回「金沢 百万石まつり」が開催され、幸いにも徐々に薄日が射し、行列開始時には絶好のお祭り日和となりました。

 

コラム①先導隊

 

金沢生まれにとって「百万石まつり」は何となく楽しさと嬉しさが感じられるのは私だけではないだろう。何故ならば小学生にとって金沢市祭は学校が休みだったと記憶に残っているからだろう。現在の「百万石まつり」は加賀藩祖・前田利家公が天正11(1583)年6月14日、金沢城に入城し、金沢の礎を築いた偉業をしのんで開催されています。(6月14日の日付は尾山神社誌に基づいているが、現在は観光や参加者のため土日に移行して開催されている。

 

コラム②ポスター    コラム⑳金沢城(2)コピー

 

 

尾山神社での封国祭に合わせて、大正12年から昭和20年まで金沢市祭として行われてきた奉祝行事が基となっており、終戦後は進駐軍の指導により昭和21年から6年間、尾山まつりとして尾山神社奉賛会によって開催されていたそうです。

本当かどうかは定かではありませんが、外様大名の前田家は金沢という街中での祭りを禁じていたそうです。人が城下に大勢集まり、火を焚き、騒ぐことが徒党を組んで徳川に対し反抗すると見られることを嫌うとか。またかがり火は城下が火災になる事を防ぐ意味でも街中での開催を禁じ、それより笛や鼓による能楽、謡をなどを奨励したそうです。

 

現在の金沢百万石まつりは、昭和27年に金沢市と金沢商工会議所が中心となって開催した商工まつりが始まりとなります。小さいころ父に連れられて見た祭りは、大型のボンネットトラックを看板や造花で飾り立て、荷台にはいろんな仮装をした商工会会員が乗り市内パレード、子供心にも楽しい思い出でした。その後、400年にわたり受け継がれてきた金沢ならではの伝統ある加賀鳶、武者行列や獅子舞、音楽パレードなどが賑やかに繰り広げられる現在の姿に発展しました。

 

コラム④華麗に音楽隊

ミス「百万石」 コラム⑥消防団

 

 

隊列2  隊列1  コラム⑤獅子舞

 

 

昭和59年(第33回)に初めて、百万石行列の主役である利家公役に金沢市生まれの俳優 加賀丈史さんを起用して以降、全国に発信できる日本海側の一大イベントに成長しました。第37回には金沢工業大学卒の名高達郎さん、第42回はご両親が石川県出身の辰巳琢郎さんなど県ゆかりのタレントが利家公になりました。

今年の第64回は、利家公役に俳優 内藤剛志さん、お松の方には菊川怜さんが起用されました。因みに、お松の方にタレントが配されたのは平成13年(第50回)の記念大会に女優の斎藤慶子さんが起用されたことが始まりです。(利家公役は松平健さん)

平成20年(第57回)からは毎年、お松の方にもタレントが配されることになりました。この年は山下真司さん、石野眞子さんでした。

残念なことには平成14年のNHK大河ドラマ『利家とまつ』~加賀百万石物語~放映時には主人公役の俳優 唐沢寿明さんと松嶋菜々子さんはスケジュールのためか起用できなかったようです。この年の百万石まつり、利家公役は風間トオルさんでした。

 

今年の「百万石まつり」は北陸新幹線の開業と連動してか、一段と賑わいがあり、沿道は人、人、人だかりいっぱいで内藤利家公、菊川まつ様が立ち止まる場所や加賀鳶のはしご登り、加賀獅子舞の演技場所には例年以上の人が集まり人気を博しました。

 

コラム⑦利家コピー   コラム⑧お松の方菊川伶コピー

パレード④コピー

土日に祭りが移行したことで、平日開催だった時の学校休校や半ドン授業が無くなり、金沢市祭が子供たちにとってどの様に感じられるのか心配でもあります。いまでも各町内会の子供会が主体となった前夜祭に提灯行列と共に、太鼓行列が市内中心部を練り歩きますが、出来れば本祭にも何らかの形で祭りに係われるようになれば、いっそう金沢という街や祭りに愛着と言うか親しみを持つような気がした今回の「百万石まつり」でした。これからも一市民として益々の発展を願います。

 

 

コラム兼六園

2015年6月21日

 西多 敏晴

  (金沢市)

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撮影/NPO法人  I  Love加賀ネット

■写真・兼六園…この日午後12時38分写す。「ことじ灯篭」をバックに次々と記念写真の人達の切れ間を待つこと7分(美しい兼六園を見る至福感が)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の兼六園(6月6日 人の切れ間を縫って12時48分写す)

 

第161回 小笠原沖M8.5(5月30日)

 

小笠原沖M8.5 震度5 世界最深590キロ 北海道から沖縄まで日本列島を揺さぶった。口永良部島火山爆発、箱根山爆発、昨年の御嶽山爆発と立て続けにマグマが天を衝いて噴き上がり、日本列島に不安が走っている。

殊に首都圏は東日本大震災から4年でしかも未だ余震も続いている中での小笠原沖地震であり、新幹線は止まり、エレベーターも止まった。特に、首都圏を始め、関西、東海も超高層ビル、マンション群があり、今回はエレベーター管理大手会社によると関東地方で管理するエレベーターが約6000件寄せられた、「人が閉じ込められた」等の情報。六本木ヒルズ52階で数百人が取り残された等、混乱の様子がニュースで伝えられた。

日本を揺るがした今回の地震は様々な進化したテクノロジーを襲った。安全安心システムの弱点が見えたような気がする。

 

 

自主防災組織

自主防災組織は非常に大切で、大規模災害に備えての活動の意識が伝わり始めたように感じている。阪神・淡路大震災から20年。地域の自治会、集合住宅の管理組合の人達が結成する自主防災組織の意識は向上している。東日本大震災、豪雨、台風がもたらす水害など当然危機意識を持たざるを得ません。自然との闘いですから、予想や想定の範囲は無いと考えっておいた方が良いのではないかと思う。

自主防災組織の出来ること、自助努力を先ずは優先的に繰り返し訓練する。そこから共助や全体的なことが見えてきたり、行動が出来たりすることが出来る訳で、少なくとも自助が最優先でなければなりません。

地域社会のコミニュケーションが難しい時代になって来ている状況を考えると、自治会組織なども厳しい現実にある中での自主防災組織の確立はそれなりの覚悟が必要ではないかと思っている。ことに都市部ではこれまでの町内会的な組織の維持が難しく、又自治会組織としての活動が深刻といっていいのではないだろうか。

マンションの管理組合も理事のなり手がなく、理事会組織が岐路に立たされている。理事会への苦情や相談、更にクレーマー的な人やエレベーターで口論となり殺人事件まで起きるのだから、理事のなり手がなく、専門家が理事となる例が今後当然増えてくることになる。

 

=片山津地区防災訓練の模様(5月10日)=

<写真提供/片山津地区会館>

防災訓練1  防災訓練3

 

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いつ何処で起こるかわからない災害ではあるが、自然には対処していくこととしても、結局のところ人災になりかねないことが多くあるように思う。人がどう考え、どう動くか、又専門家の正しい知識と経験則を出来る限り素直に身につけて行くことが大事な第一歩と云えないだろうか。その為に訓練をしておくことが大事であると思っている。

 

 

2015年6月1日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 




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