NPO法人「I Love 加賀ネット」は加賀の発展と心豊かなまちづくりの為に活動する団体です。
> top     > ブログ

「I Love加賀ネット」ブログ随時更新中です。

第169回 爆買いされる日本 

  自然環境の保全を図る活動 I  Love加賀ネット<当会定款より>

 

 

日本が爆買いされている。

 

テレビ東京の「YOUは何しに日本へ」番組が面白い。視聴率11%と大健闘もうなずける。

 

密着取材や素人が番組の主役なところが、毎回楽しみである。テレビ東京の個性的番組作りが生きていると思っている。

 

今年は既に1341万人の外国人観光客で、1700万人以上の訪日が予測されている。観光立国日本は2030年までに外国人観光客3000万人と10兆円規模の経済効果を目標としている。2年前に東京銀座での中国人の多さに驚き、大阪心斎橋でもその多さに、「ここは大阪か?」と嘆いたことを覚えている。昨年の統計では中国人303万人、韓国人248万人、台湾人261万人で、アジア地域783万人、北米82万人、オセアニア25万人であり、アジア地域の観光客が圧倒的である。

 

2週間ほど前に、大阪城天守閣を孫と行ってきた。大阪城も中国人にハイジャクされているような感じで、平日ではあったが、人ごみの大半は外国人観光客であり、観光バスで大量に送りこまれてきているようであった。大阪市も堺筋の道路を観光バスレーンなど発着しやすいようにしたり、電化製品などの爆買いや免税商品などの購入などと、経済効果を見ると片目位は瞑らざるを得ない。大阪もホテルは満室状態が続いているようである。

 

IMG_20151005_113003 (1)

 (大阪城)

DSC_0148 (1) DSC_0151 (2)

(りんどう)                                                    (紫式部)

 

 

そんなことを思いながらこの土曜日は京都に行った。京都でも同様の外国人観光客、特に女性観光客が着物を着て観光することが目に付いた。これまでの着物の着方とは異なり、着付けもしっかりしていてアジア系の観光客は日本人女性と見間違うほどであった。着物を着て中国語や韓国語ではやはり情緒がない。観光なんだからとの判断で良いのか、或いはそこまでするかというそんな判断は、お任せするとして、正直あまり気分のいいものではなかった。

南座、建仁寺、二年坂、三年坂、八坂の塔と散策。土曜日と好天に恵まれたこともあり、道路は人混みで溢れていた。東京、大阪はもとより、観光客の人気スポットは北海道、九州などの広がりがあり、観光客の人気地は日本人の観光志向と異なるものがあるといえる。

IMG_20151017_111607 (1)

                       (京都・八坂)

 

日本全国どの地に行っても外国人観光客との接触は避けて通れない状況になりつつある。振り返れば高度成長期と円高で日本人観光客が香港、シンガポール、台湾、韓国などアジア地域を団体客として訪れた時代もあったことを思い出してほしい。いま、成長経済や勢いのある国が、中国であり、台湾であると理解した方がいい。

 

翻って、北陸新幹線は金沢の一人勝ち状態なのではと。加賀温泉郷においてはどうなのだろうかと。もっとも、一時的経済効果や流行は衰退も早い。やはり常に変わらない自然の素晴らしさではないだろうか。

 

 

華やかで、経済効果の光の部分と日本文化、歴史、生活習慣などが大きく変わっていくことの不安の影の部分。そしてその先につながっていく、近将来の就業、雇用の問題などおそらく日本の方向性の選択を迫られる時が来る。更にEUなどからの難民受け入れなどの強い要請など、こうした課題が起こってこなければと老婆心ながら思っている。

<撮影:筆者>

 

 

 

2015年10月20日

NPO法人  I  Love加賀ネット

 事務局長 東川 敏夫

 




| 会員登録フォーム | プライバシーポリシー

〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉11の1番地2 (愛染寺内) Tel 0761-74-1147 Fax 06-6863-0050

Copyright(c)2008 I Love 加賀ネット All rights reserved.