NPO法人「I Love 加賀ネット」は加賀の発展と心豊かなまちづくりの為に活動する団体です。
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第180回 残暑お見舞い申し上げます。

 

自然環境の保全を図る活動 I  Love加賀ネット<当会定款より>

学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動<定款より>

 

 

残暑お見舞い申し上げます。

 

この暑さの中にも、夕暮れから夜間に、少しづつ涼しい風を感じるときがあります。二十四節気では立秋。七十二候「涼風至」この涼しさに秋の気配が感じられる。夕刻から雨が降ってくれるとヒートアップ現象も和らぐのだが、長期予報では高温の日が続くと云われている。

 

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深夜に、時折虫の音が聞こえ、百日紅の花がようやく終わろうとしている。入れ替わるように、まだ小さい毬栗がまさにこれから大きくなろうと待ち構えている。冬場に黒ずんで落ちた柘榴の実もまだまだ小ぶりではあるが、赤く染まり始めている。果実は秋に向けて準備している。

日本の自然は繰り返し訪れる。水や風や鳥や昆虫や、花鳥諷詠の中に四季の色彩を日本人が感じている。鈴虫がリンリンと啼きはじめている。音にも秋への静寂さと優しい音色で表現してくる。お盆の頃、兄弟が蚊帳の中で雑魚寝しながら扇風機も、ましてやクーラーのない時代の子供時代の風情を思い出す。その頃は海水浴も海月が出て駄目になり、子供のころに見た、日本海に沈んでいく大きな夕陽が今でも焼き付いている。

 

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麻生磯次著 「芭蕉物語(中)」より抜粋

奥の細道 六月十四日(陽暦7月31日)

涼しさや 海に入れたる 最上川    芭蕉

安種亭は安種が崎の別荘に寺島彦助に招待され、そこで俳諧が催された。安種亭に招かれて袖の浦を見渡していると、昼の暑さを吹き払うように、最上川が海に流れ込んでいる。何と云う涼しさであろうというのである。この句は後に次のように改められた。

 

暑き日を 海に入れたる 最上川    芭蕉

「暑き日を」と変えたのである。「暑き日」には「暑い太陽」「暑い一日」の意味が含められている。海に太陽が没するような地勢になっている。海に陽が没する有様が、あたかも最上川が太陽を海に押し込めたように感じられる。芭蕉はそういう感じを持ったのである。

曾良は日記に「暑甚し」と書いたが、この日は酷い暑さであった。芭蕉たちは寺島彦助の別荘でくつろいでいる間に生きかえった気持ちになった。暑い一日も漸く終わった、とおもったのである。

芭蕉が倶梨伽羅峠を越えて、金沢に着いたのは七月十五日(陽暦8月29日)

 

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芭蕉が「暑い一日」を「最上川が太陽を海に押し込めてしまう」こんな表現や発想は凡人の筆者には浮かぶはずもない。「五・七・五」十七文字の詩の創造力は、削ぎ落として、更に推敲して出来上がる。創句することも大変だが、心の奥底を詠みきることもまた大変な作業でもある。                           ◆はがき絵  / 東川 敏夫画<無断使用不可>

 

 

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日本海の夕陽(加賀市橋立港】*写 真提供 / 山崎 英樹さん

 

 

2016年8月19日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

第179回 ミューヘン―サッポロ―ミルウォーキー」CMソング

学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動<定款より>

 

 

ミュヘン、サッポロ、ミルウォーキーのCMは札幌ビールのCM。1958年(昭和33年)

 

【作詞、作曲 山本直純 歌ボニージャックス】

昭和文化、テレビ文化の黎明期のCMで実に懐かしいCMです。

独国ミュヘン=札幌 米国ウィスコンシン州ミルウォーキーが同緯度に位置し、ビール消費の盛んな町であることを印象づけたCMの傑作だと思っている。レナウン「わんさか娘」(レナウン、レナウン、、、レナウン娘とわんさかわんさか、)小林亜星作曲 弘田三枝子の歌唱を口ずさむことができる。ザ・ピーナツの歌唱の「レナウンの唄」もあった。 「山は富士酒は白雪」「黄桜」などの日本酒のCMも大変多かった。当時からサントリーはやはりCM力は凄いものがあったと思っています。山口 瞳、開高 健、柳原良平などサントリー文化を支えた傑出を人物が集まっていたと思います。イラストレーターやコピーライターなど職業としてのクリエイティブな世界への光をあてた人たちと云っていいだろうと思う。こうした昭和の高度成長と共に、芸術・文化の高揚は昭和元禄と云われるように醸成されていったのが昭和50年代~60年代にかけてではないだろうか。

 

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NHK「夢で逢いましょう」永 六輔、中村八大、坂本九の「上を向いて歩こう」や 日テレ系「11PM」大橋巨泉、藤本義一の司会に代表される云わばテレビ界を通して文化を投げかけ、熟成させそして経済成長の原動力になったと云っても過言ではない。

月刊宣伝会議、ブレーン等を愛読した時期もあった。今思えば実に昭和の匂いが感じられる場面が甦ってきます。

と同時に、市井の実に個性的な人物がというよりも、筆者の知る個性的な人物が本年残念ながらご逝去されました。昭和を知る人たちがそして文化や芸術を支えてきた人たちが少なくなっていくことが残念でもあります。

 

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「ミューヘン―サッポロ―ミルウォーキー」と題した流れが 「ロンドン―ミューヘン―札幌―東京―ワシントン」になる平成の最終章になろうとしている。

英国テリーザ・メイ首相―独国アンゲラ・メンケル首相-札幌は高橋はるみ北海道知事―東京、小池百合子東京都知事―米国は、ヒラリー・クリントンがおそらく大統領になると思うが。(トランプ氏のメはないのか)それにわすれていました韓国朴槿恵大統領もラインに入ると思いますが。

 

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平成の最終章となるであろう世界の主要国のトップは女性が占めることになる。(日本現在は安倍首相であるが)北緯43度、48度の主要国の今後に期待したいと思うのだが、

 

「わんさか娘」のようにイエイ!イエイ!と云えるかどうか・・・。

◯はがき絵 東川 敏夫画

 

 

2016年8月12日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 




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