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第194回 「記録的大雨で洪水、水害が、昔を思い起こさす」

 

「記録的大雨で洪水、水害が、昔を思い起こさす」

 

今年は、全国的に水害、大洪水に見舞われている。8月8日に台風5号の影響で加賀市柴山潟や小松市梯川は、午前10時に洪水が起きる危険水「氾濫危険水位」に達した。柴山潟の上流にあたる加賀地方の山沿いでは、半日(12時間)で200㎜を超える大雨記録となる。

加賀市菅谷の気象観測器アメダスでは8月1カ月分を超えた雨量となった。(8月8日ウィザードニュースより)8月8日に5号、10月終わりには22号とかなり頻繁に日本列島を直撃している。毎週末は台風による記録的大雨になり、各地の地盤もかなり危険になってきているように思われる。

 

50年、60年前は柴山潟が毎年のように洪水に見舞われていた。必ず床上浸水になり、家具や畳をニ階に上げたもので、年中行事の感じがしていたように思う。筆者は小学生、兄達は中学生で畳み上げなどは然して苦にはならなかったものである。柴山潟から距離にして200mもなかったと思うが、殆どは床上浸水を逃れることはなかった。ましてや潟を取り巻く様に旅館が立ち並んでいた片山津温泉の旅館群は、1969年(昭和44年)の大火に見舞われるまでは全国的に有数の宿泊客を誇っていた。潟沿いの旅館はこうした水害を予知した建造物になっていたし、潟沿いの一階部分はどの旅館も床下は倉庫や材木置き場のような構造になっていた。子供の頃はその床下が格好の遊び場でもあった。

 

8月8日の5号台風は、動橋川は上流からの記録的大雨により、柴山潟に流れ込みあらゆる材木や物を運び込んで来て危険水域だと、筆者の大阪でもTVニュースで放映された。

動橋(いぶりばし)川と読める人は、地元の人は当然ですが、加賀市出身の人位であろう。

1964年(昭和39年)新堀川水門の完成により、昔のような温泉街が水害で床上、床下浸水はなくなったかのように聞いてはいるが、場所によってはやはり水害による被害はあるようだと聞く。福井大震災は1948年(昭和23年)6月28日ちょうど片山津温泉「湯の祭り」の日に襲われた災害であった。69年前の出来事であった。

 

                    【 写真】*今回の台風により、「柴山潟」の

                         水が堤防を超え、「流木」が湖岸道

                         路に飛び散った惨状( I Love加賀

                         ネット・10月25日撮影)

                      *      *      *

動橋川の危険水位によって潟岸には廃材や材木などの残骸が残っており、大変な処理作業となっているようだ。当NPO法人I Love加賀ネットの「柴山潟桜周回廊計画」(2012年3月)桜の植栽をして5年が経過しておりますが、今回の記録的大雨においては、残念ながら一部にかなりの被害が及んでおりますが、今現在も作業対応に苦慮しているところでもあります。自然のもたらすエネルギーには人は対抗できません。地震も水害もいつやってくるか解かりません。毎年地道な作業をして育成する桜の成長の為にも、早期の作業が緊急課題であると思っています。

 

寺田寅彦の「天災は忘れたころにやってくる」がまさに警鐘となっている。

2017(29)10.28

NPO法人 I Love加賀ネット事務局長

東川 敏夫

 

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