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第196回 当地方言「もみじこ」

第196回 当地方言「もみじこ」

 

七十二候「橘始黄」「閉塞成冬」「乃東(うつぼ草)生」小雪から大雪、そして冬至となる。

12月の中旬ともなると、まさに「閉塞成冬(雲が空を塞ぐようになる真冬の天気)」である。

 

筆者の年齢になると、求めることや、ものは少なくなるが、失うものが多くなる。当然といえば当然であって、老化に伴い体力や金銭的なものも蓄財から減っていく。自然と云えば自然ではある。この時期になると喪中葉書が届き、今年もまた、年賀状の枚数は激減していく。人も物も形も失っていくことに寂しさを感ずることはない。

 

「湯豆腐」が季題であるが、季刊誌北國文華の何年か前に掲載されていた、俳誌「雪垣」同人 宮地英子 語り伝えたい心に残る方言第41回に「もみじこ」の文章が掲載されている。お節料理の「もみじこ」は北陸の方言であると知ったと。鱈の真子、「すけそうだらの子」を北陸では「もみじこ」と呼ぶ。「たらこ」は共通語である。筆者は大阪であるが、「もみじこ」は生まれ育った土地の「もみじこ」は「もみじこ」として認知している。そこで

 

宮地英子さんも書かれていますが、「もみじおろし」を連想する。「もみじおろし」は大根おろしに赤トウガラシを差し込んで一緒におろす。「たったおろし」焼き魚の生臭みを消すために用いられる。そこで「湯豆腐ともみじこ」なのである。湯豆腐は昆布出汁や薬味で豆腐がさまざまに変化する。豆腐は夏は冷奴、冬は湯豆腐と日本人の食卓には欠かすことはできない食品でもある。過日、京都の紅葉の見ごろな南禅寺を訪れたが、南禅寺と云えば湯豆腐で有名ではあるが、豆腐は豆腐と思うのは不粋なことなのかもしれませんが。

 

「湯豆腐のもみじおろしや戦争論」「湯豆腐やもみじこ辛し戦争論」のような俳句を作ってみたが、「もみじこ」が解ってくれるかどうかである。

 

片山津、柴山潟の冬を

「時雨ける 潟波うてり 欄の下」 水原秋桜子

「時雨雲 のこるを潟の 月照らす」 水原秋桜子

「潟の水 かすかに白き 波を立つ 雪の山をば 夜も夢むらん」与謝野晶子

 

 

富士山・立山と並ぶ日本三名山の一つ「白山」。

雪を頂き、光を浴びて輝く姿に、古来より人々は

白山を「白き神々の座」と信じ、崇めてきました。

(撮影/2017(29)11.28 中谷宇吉郎「雪の科学館」館員 新 佳織)

 

2017年も12月のみ。平成30年(2018年)北朝鮮との戦争が始まるのか、2017年終わりに戦争が起こるのかわからないが、いずれにせよ戦争は人類の最大の不幸である。

 

2017年12月1日
NPO法人 I Love加賀ネット
事務局長 東川敏夫

 

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