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第54回 不思議な縁

 

 

■伊丹と子規

5月1日に伊丹市の白雪(小西酒造株式会社)で『伊丹歴史探訪』「正岡子規」を聴講した。

 

正岡 明氏(正岡子規の孫)が講師をされました。正岡家と伊丹市の歴史。子規の叔父加藤拓川の三男忠三郎が、子規の妹律の養子となり正岡家を継いだ。そのご子息が正岡明氏です。

司馬遼太郎著「坂の上の雲」NHKで三年にわたり放映されました。正岡子規と秋山好古、真之兄弟。夏目漱石の話や律役の菅野美穂さんのことなどを話されました。

特に忠三郎さんの人脈が何んとも凄いものでした。特に大阪フィルの朝比奈隆さんとは阪急電車で同僚だった話とか、興味深い話が多くありました。

 

 

「世の中の重荷おろして昼寝哉」正岡子規

 

 

 

【伊丹市・旧岡田邸(酒家・住居)国重要文化財】

 

 

 

■「柴山潟桜周回廊プロジェクト」桜会員山口高正さんと伊丹の関係

 山口さんのルーツは、伊丹の酒造家「大和田屋」。隆盛を誇った伊丹酒。北前船と同様に、明治の文明開化により、酒造株を新たに取得しなければならなかったのが痛手となり、衰退の道を辿ることになりました。「それがなければ私も今、酒屋の旦那様です。」と山口さん。

栄華を誇った伊丹酒と俳諧の世界。伊丹の俳人、梶 曲阜(照顔斎)は山口さんの別家です。歴史をさかのぼれば、梶 曲阜は上島鬼貫に繋がり、与謝蕪村に繋がり、松尾芭蕉に繋がっていきます。そして正岡子規、高浜虚子。こんな俳壇の歴史に意義深いものを感じます。

 

伊丹市内に多くの句碑があります。梶 曲阜は、師と仰ぐ上島鬼貫の句碑の七基建てています。

 

 

「蛍見や松に蚊帳つる昆陽の池」上島鬼貫

「戴きてそのかげ廣し月の松」梶 曲阜

「松の香をしほりに出でよ花の中」山口太乙(山口さんの一族)

 

 

      【曲阜が建立した鬼貫の句碑】                

     「鳥は未 口もほどけず 初桜」鬼貫

 

 【山口太乙、梶 曲阜建立の名前】

  

 

 

 

【猪名野神社 右の大燈篭を山口家が寄進】

 

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「柴山潟桜周回廊プロジェクト」でI Love加賀ネットとつながるのですから、真に不思議な『縁』といえます。

 

― つながる「柴山潟桜周回廊プロジェクト」つながる ―

 

人が繋がることの不思議さや温かさは、距離感ではありません。心の中に思い描く人と人の関係は深く強いものがあると信じています。「共通の想い」が繋げていくのだと思っています。それが歴史となると思います。一期一会「縁」を大切にしたいものです。

 

 

2012年5月8日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫

 

 

 

 

 

 

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