第124回 蝉の声

学術、文化、芸術、またはスポーツの振興を図る活動<定款より>

 

 

今年の猛暑日は東日本、西日本を覆い35℃以上が連続して襲っている。

 

例年より1週間ほど早く、梅雨明け宣言。山梨県甲府市では4日連続で39度台。7月前半から35度以上の猛暑日は極めて稀なようです。(ともかく暑い!)

 

7月第三月曜日は海の日(祝日)振り返ると昨年も、一昨年も梅雨明けが早かったようで、蝉の声の聞き始めも7月後半だったような気がする。

色々な原因が考えられるのでしょうが、激しい雨の量であったり、地表温度と夜の気温が上がってこないと(熱帯夜)、鳴かないようだ。条件が揃えば、日の出とともに一斉に鳴きはじめるはずである。

   (札幌4:07、仙台4:23、東京4:35、石川4:45、名古屋4:47、大阪4:54、島根5:02、

    福岡5:17、沖縄4:45 日本最北端3:28、日本最南端5:23日本列島は長い。)

 

昨日夕刻、短かく、弱い蝉の声を聞き、そろそろ準備完了で二三日内には一斉に鳴きはじめるのではないでしょうか。

 

  DSCF1300       DSCF1299       昨年撮影した同じ柘榴の木の写真DSCF0817

 

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周期蝉(17年蝉)

毎世代正確に17年又は13年で成虫になり大量発生する蝉で、その間の年にはその地方では全く発生しない。周期年数が素数であることから、素数蝉とも言われている。

17年周期の17年蝉が3種、13年周期の13年蝉が4種いる。共に生息する地方は殆どない。この周期蝉はアメリカ東部、それも世界中でアメリカのみである。2013年17年周期蝉Ⅱが発生する。(参考―ウィキぺディア)

他の周期の蝉と交雑するとその周期が乱れるため、同じ周期を維持できなくなる。

 

 

山口恵以子著「月下上海」(松本清張賞受賞)

丸の内新聞事業協同組合の食堂で働きながら小説を書き、今年の松本清張賞を受賞。

山口恵似子(55歳)早稲田大文学部。

黒田夏子著「abさんご」(2013年第148回芥川賞受賞)

黒田夏子(76歳)早稲田大国文科 75歳9カ月最年長受賞。

小説を書き始めてから、受賞するまでの期間は苦節20年、30年とかかっている。

世に出るまでの作品には様々な想いが込められているはずである。続けてきて良かったと思っているはずである。何処まで踏ん張れるかではないでしょうか。

山口恵似子さん、黒田夏子さんともに、創作を続ける強い意志が共通してあります。

 

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小説、エッセー、俳句、短歌、書道、絵画、彫刻、音楽、自分の続けられる道は何処までも続けて行きたいとは思うが、趣味からプロの道に歩んでいくには苦労の連続であっただろうし、こじ開けてでも何んとかしたいと思っている人は数えきれないほどいる。

最後の最後まで諦めず、土壇場まで信じて遣り通す強い気持ちに、勝利の女神が微笑んでくれる。

     

    17年周期蝉のように、地表に出る時期を待ちながら一気に世に向けて鳴き

    はじめる。プロの道は厳しくもあり、年月もかかるものであります。

 

 

2013年7月16日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫