第68回 繋がる輪と和

 つなげる――「柴山潟桜周回廊プロジェクト」―― つながる

 

 過去―現在 そして、未来へ!

 

「新・伊丹歴史探訪」(通算145回)に参加した。

今回は「幕末伊丹の俳人・郷土史家梶 曲阜(かじ・きょくふ)」講師は公益財団法人 柿衛文庫館長 今井美紀氏の講演でした。≪白雪ブルワリービレッジ長寿蔵2Fギャラリー≫酒造メーカー「白雪」の支援事業です。 

 

 

 

                      当コラムNO54で掲載しました「柴山潟桜周回廊プロジェクト」

                      桜会員山口高正さんと伊丹の関係を掲載致しました。そこから

                      引用いたします。

 

山口さんのルーツは、伊丹の酒造家「大和田屋」。

隆盛を誇った伊丹酒。北前船と同様に、明治の文明開化により、酒造株を新たに取得しなければならなかったのが痛手となり、衰退の道を辿ることになりました。「それがなければ私も今、酒屋の旦那様です。」と山口さん。

 

栄華を誇った伊丹酒と俳諧の世界。

伊丹の俳人、梶 曲阜(照顔斎)は山口さんの別家です。歴史をさかのぼれば、梶 曲阜は上島鬼貫に繋がり、与謝蕪村に繋がり、松尾芭蕉に繋がっていきます。そして正岡子規、高浜虚子。こんな俳壇の歴史に意義深いものを感じます。

 

                       伊丹市内に多くの句碑があります。

                       梶 曲阜は、師と仰ぐ上島鬼貫の句碑の七基建てています。

 

「蛍見や松に蚊帳つる昆陽の池」上島鬼貫

「戴きてそのかげ廣し月の松」梶 曲阜

「松の香をしほりに出でよ花の中」山口太乙(山口さんの一族)

 

 

 【曲阜が建立した鬼貫の句碑】 

               「鳥は未 口もほどけず 初桜」 鬼貫

 

【山口太乙、梶 曲阜建立の名前】    

     

               【猪名野神社 右の大燈篭を山口家が寄進】

 

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【梶 曲阜について】

寛政11年(1799年)~明治7年(1874年)。76歳。梶氏。通称大和田屋金兵衛。

別号は照顔斎。若年より俳諧にいそしみ、二条家より官服御免許を拝受、幕末の伊丹俳壇の指導者となる。郷土史家としても活躍、特に上島鬼貫の顕彰に尽力した。

 

このセミナーに「梶 曲阜」に繋がる山口高正さんと笹部 実さんが参加されておりました。笹部さんのルーツも梶 曲阜に繋がっており不思議な縁を感じております。

上島鬼貫の俳句に魅了された筆者が、山口さんと繋がり、笹部さんに繋がっていくのですから人の輪というのは面白いものだとつくづく思います。

 

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笹部さんは当会のホームページをご覧頂き、「柴山潟桜周回廊」プロジェクトにご賛同頂きました。デジブックに写真集を掲載しておりますのでご紹介いたします。

 

   飛騨荘川・白川郷の旅

    http://www.digibook.net/d/02d4c37f905d87e8b6324f62ecabe49e/

   六甲あじさいロード

    http://www.digibook.net/d/4d548b9781d98769a559555468a2a5cc/

 

 

          柴山潟桜周回廊プロジェクトは、身近な人達からの

          ご支援に支えられております。

 

友人に話をしたり、ホームページを見てもらったりしながら少しづつ輪が広がってきたように思います。

多くの人たちのご支援や賛同がなければ前進していくことはできません。

柴山潟のラムサール条約登録も同様に思います。地道に活動していくことが大きな繋がりになっていくと信じています。

 

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柴山潟〝桜〟周回廊 題字

 

 

 

(東川貞雄書 =片山津町=)

(長兄が「題字」をプレゼントしてくれました)

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2012年7月3日

NPO法人  I  Love加賀ネット

事務局長 東川 敏夫